...如何(いか)にももの静かな夕暮だつた...
芥川龍之介 「凶」
...清逸の部屋の中は秋らしくもの静かだった...
有島武郎 「星座」
...たいへんもの静かな...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...けれども、お姫さまは、もの静かな、考え深い娘(むすめ)でした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...七日になりましても未だ御答弁がない」もの静かな口調でまずその不誠意を咎め...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もの静かに後片付けをして...
富田常雄 「面」
...オットーはいつもの静かな落着いた歩き方でやって来た...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もの静かに照っている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...朝は浴客もいったいにもの静かだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...動作はもの静かで...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...もの静かに散歩をするには...
堀辰雄 「旅の絵」
...栗色(くりいろ)の髪の若い女が何やらもの静かに話しかける度毎(たびごと)に...
堀辰雄 「旅の絵」
...表面だけはいかにももの静かな様子を佯(いつわ)っていた...
堀辰雄 「楡の家」
...いつもの静かな声で...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...喪服の武将たちの影が、もの静かに、二の丸へ渡っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...さすがに、恟(ぎょ)ッとしたらしく、美眸の睫毛(まつげ)に、露のような戦慄をさせかけたが、もの静かに、『大学様、おしとねを、お敷(あ)て遊ばしませ』『それ所ではありません...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...盲目の峰阿弥法師は与えられた席へ琵琶をかかえてもの静かに坐って...
吉川英治 「親鸞」
...それは端麗でもの静かな人がらと群衆の眼にも映った...
吉川英治 「源頼朝」
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