...一号艇はみるみるうちに...
海野十三 「宇宙戦隊」
...上の方からすぐ目の前におりてきた大きな赤い火の玉!みるみるうちにその火の玉は...
海野十三 「宇宙の迷子」
...水嵩(みずかさ)はみるみるうちに増大して...
海野十三 「海底都市」
...みるみるうちに高手小手(たかてこて)にいましめられてしまいました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...みるみるうちにかなりの額が貯まっていきました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...みるみるうちに酔いが廻り...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...爺さんの鼻はみるみるうちに高くなって...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
...みるみるうちに結晶が解けてしまう...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...この新火山はみるみるうちに隆起して行って...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...この迅速な循環によって、みるみるうちに、艀の中の石炭が減って行く...
火野葦平 「花と龍」
...みるみるうちに鉄舟居士の半折がシーンと端から濡れていった...
正岡容 「圓太郎馬車」
...みるみるうちに大沢岳のかなたに黒点となって消え失せ...
松濤明 「春の遠山入り」
...みるみるうちに濡れかがやいた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...と、みるみるうちに、子どもたちは生きかえりました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...運命の神様のお力によって出来た事ばかりなのでございます」ハラムの顔付きがみるみるうちに...
夢野久作 「ココナットの実」
...するとどうでしょう、みるみるうちに、シンデレラの服は金や銀、ほうせきなどをちりばめた、りっぱなドレスにかわってしまいました...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
...小静脈(しょうじょうみゃく)がみるみるうちに縺(もつ)れ合うのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...みるみるうちに一段といい男ぶりに仕上げてしまうと...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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