...波のまにまに浮(うか)びながら...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...そのほかは神のまにまに...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...ただ暴風雨のまにまに...
海野十三 「太平洋魔城」
...波のまにまにただよっているんだ...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...天つ神の御子の命のまにまに獻らむ」とまをしき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...天つ神の御子の命のまにまに違はじと白しぬ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれ言よさし賜へるまにまに...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...絲のまにまに尋ね行きしかば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...糸のまにまに尋行しかば...
高木敏雄 「比較神話学」
...波のまにまに流れ動いて...
太宰治 「鴎」
...与えられた運命の風のまにまに身を任(まか)せ...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...水面に浮んで風のまにまに帆かけて走る章魚の一種がある...
寺田寅彦 「話の種」
...風のまにまに自由の帆を操(あやつ)る小舟もどんなにか楽しく見えるだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たをやけきそが呟きのまにまにまどろみ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...理想なしにぶらぶら流れのまにまに活(い)きていることは存在するというだけで...
新渡戸稲造 「自警録」
......
原民喜 「かげろふ断章」
...殆んど毎日のように電話をかけて来る彼女の命令のまにまに...
夢野久作 「鉄鎚」
...寂しく西海の波のまにまに漂っていった田舎藤氏の末を...
横光利一 「旅愁」
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