例文・使い方一覧でみる「またぞろ」の意味


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...ボーツと顔を打つ暖気(あたたかさ)に又候(またぞろ)思出した様に空腹を感じた...   ボーツと顔を打つ暖気に又候思出した様に空腹を感じたの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...唯今は、またぞろ、ある宮家に納まるべきものに筆を着けています...   唯今は、またぞろ、ある宮家に納まるべきものに筆を着けていますの読み方
上村松園 「靄の彼方」

...またぞろ右手を上げた...   またぞろ右手を上げたの読み方
海野十三 「火星兵団」

...いついかなる手をもちいて又候(またぞろ)暴逆の挙に出てくるか分らない...   いついかなる手をもちいて又候暴逆の挙に出てくるか分らないの読み方
海野十三 「蠅男」

...これで又候(またぞろ)意地が突っ張って...   これで又候意地が突っ張っての読み方
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」

...またぞろぞろ這ひ出して...   またぞろぞろ這ひ出しての読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...またぞろすぐと不覚に陥(おちい)っちまう...   またぞろすぐと不覚に陥っちまうの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...彼は船長室へ又候(またぞろ)はいって行った...   彼は船長室へ又候はいって行ったの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...「それが」と、原田雲井は、細い眼を光らせて、「またぞろ、絶対多数を取るちゅう算段をしよるらしかばい...   「それが」と、原田雲井は、細い眼を光らせて、「またぞろ、絶対多数を取るちゅう算段をしよるらしかばいの読み方
火野葦平 「花と龍」

...またぞろ翌日から寄席廻りをはじめた...   またぞろ翌日から寄席廻りをはじめたの読み方
正岡容 「寄席」

...また一色右馬介も、「つい昨夜のこともあり、またぞろ、どんな御危難が待たぬともかぎりません...   また一色右馬介も、「つい昨夜のこともあり、またぞろ、どんな御危難が待たぬともかぎりませんの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――そのため、まもなく仁木、細川、今川、吉良などの味方を加えるには加えたが、鷺坂のふせぎもならず、またぞろ、駿州の手越河原まで敗退するの余儀ない破目(はめ)になってしまった...   ――そのため、まもなく仁木、細川、今川、吉良などの味方を加えるには加えたが、鷺坂のふせぎもならず、またぞろ、駿州の手越河原まで敗退するの余儀ない破目になってしまったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...またぞろな降参など...   またぞろな降参などの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...真相は伝わり難いものだが、またぞろ、信雄秀吉間の不和が、濃密な複雑さをつつんで、再燃(さいねん)して来たことは確かだった...   真相は伝わり難いものだが、またぞろ、信雄秀吉間の不和が、濃密な複雑さをつつんで、再燃して来たことは確かだったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...またぞろその直後...   またぞろその直後の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...頭と頭とを絡(から)み合った四本の脚が、またぞろ、麓(ふもと)の居酒屋へよろけ込んだ...   頭と頭とを絡み合った四本の脚が、またぞろ、麓の居酒屋へよろけ込んだの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...月輪の姫とのことで、ぼろを出すと叡山(えいざん)に逃げこみ、叡山もあやうくなると吉水へかくれ、そろそろ、世間のうわさが下火になったと思うと、またぞろ、岡崎の一ツ家に移っている...   月輪の姫とのことで、ぼろを出すと叡山に逃げこみ、叡山もあやうくなると吉水へかくれ、そろそろ、世間のうわさが下火になったと思うと、またぞろ、岡崎の一ツ家に移っているの読み方
吉川英治 「親鸞」

...又候(またぞろ)同様なことをいって来たので...   又候同様なことをいって来たのでの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「またぞろ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「またぞろ」


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縁故      哀れみ  

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