例文・使い方一覧でみる「ふもと」の意味
スポンサーリンク...マッカリヌプリの麓（ふもと）の払下（はらいさげ）官林に入りこんで彼れは骨身を惜まず働いた... 
有島武郎 「カインの末裔」
...山の麓（ふもと）に四聖観（しせいかん）と云う堂があった...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...二萬騎にあまる軍勢が此の山の麓（ふもと）を幾重にも囲んでいる...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...彼等の小さな家の建（た）っている小高い丘のふもとを...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...その麓（ふもと）にある当麻寺（たぎまでら）までゆき...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...山（やま）に生（は）え茂（しげ）つてゐる樹木（じゆもく）も麓（ふもと）と中腹（ちゆうふく）とでは...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...そして明け方ふもとへ工作隊がつきますと...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...或（あ）る大きな山の麓（ふもと）に小さなお寺がありました...
宮原晃一郎 「豆小僧の冒険」
...私はその塔のふもとに行き基礎の上まで覗きこんで見たが...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...はるか麓（ふもと）の道すじや民家や田園にいたるまで...
吉川英治 「上杉謙信」
...岡のふもとから身に青衣（せいい）をまとい...
吉川英治 「三国志」
...しかるに、彼は忽然と、丘のふもとで、その影を地上から失ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...定軍山の麓（ふもと）まで押し寄せ...
吉川英治 「三国志」
...比叡山（ひえいざん）のふもと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...麓（ふもと）で待てと仰っしゃいます...
吉川英治 「新・水滸伝」
...東山のふもとで見た焚火の群をいつも記憶から呼びもどされた...
吉川英治 「平の将門」
...麓（ふもと）の衆（しゅう）が...
吉川英治 「人間山水図巻」
...撥（ばち）一秩父（ちちぶ）の麓（ふもと）から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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