例文・使い方一覧でみる「なおのこと」の意味


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...それでなおのこと近所中と親しくしているので...   それでなおのこと近所中と親しくしているのでの読み方
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」

...悔(くや)むこともなかったろう……」「それだでなおのこと気の毒だ...   悔むこともなかったろう……」「それだでなおのこと気の毒だの読み方
有島武郎 「星座」

...彼はなおのことしくしくと泣きむせんだのですが...   彼はなおのことしくしくと泣きむせんだのですがの読み方
梅崎春生 「Sの背中」

...だが、そういう理屈だから、なおのこと、お役は御免を蒙ったほうがいいか? などと忖度するのはお笑い草である...   だが、そういう理屈だから、なおのこと、お役は御免を蒙ったほうがいいか? などと忖度するのはお笑い草であるの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...その翌日もなおのこと社へ行くのが厭(いや)になった...   その翌日もなおのこと社へ行くのが厭になったの読み方
相馬泰三 「六月」

...なおのこと別れられへんようになるわ」「そやけど...   なおのこと別れられへんようになるわ」「そやけどの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...「男もそうだが、女はなおのこと、文学をやるには、たしかな覚悟がいるよ...   「男もそうだが、女はなおのこと、文学をやるには、たしかな覚悟がいるよの読み方
豊島与志雄 「或る作家の厄日」

...なおのこと興奮の度が増してくるのでした...   なおのこと興奮の度が増してくるのでしたの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...なおのこと彼女を狼狽(ろうばい)させた...   なおのこと彼女を狼狽させたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...しかもそうした取消を申し込んだ「日本及び日本人」の一部では毎号私の悪口を書いている人があるのだからなおのこと人を驚ろかせるのです...   しかもそうした取消を申し込んだ「日本及び日本人」の一部では毎号私の悪口を書いている人があるのだからなおのこと人を驚ろかせるのですの読み方
夏目漱石 「私の個人主義」

...酔っ払った人たちはなおのこと酔っ払って踊ります...   酔っ払った人たちはなおのこと酔っ払って踊りますの読み方
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」

...警察に置いときゃなおのことだろう...   警察に置いときゃなおのことだろうの読み方
三好十郎 「その人を知らず」

...なおのこと取らせてやりたかったであろう...   なおのこと取らせてやりたかったであろうの読み方
柳田国男 「こども風土記」

...「わたくしはなおのこと...   「わたくしはなおのことの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...三十年前の京都を見ている人々はなおのこと...   三十年前の京都を見ている人々はなおのことの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...その金をば近郷の窮民へお頒(わか)ちくださればなおのこと本望です...   その金をば近郷の窮民へお頒ちくださればなおのこと本望ですの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...――で、王の茶店婆さんなどにしてみれば、なおのこと、掃溜(はきだめ)の鶴とも見えたに相違なかった...   ――で、王の茶店婆さんなどにしてみれば、なおのこと、掃溜の鶴とも見えたに相違なかったの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...眺めやる七条、五条の大路には、糸毛の輦(くるま)、八葉(はちよう)の輦、輿(こし)や牛車が、紅葉(もみじ)をかざして、打たせているし、宏壮な辻々の第宅(ていたく)には、昼間から、催馬楽(さいばら)の笛が洩れ、加茂川にのぞむ六波羅(ろくはら)の薔薇園(しょうびえん)には、きょうも、小松殿か、平相国(へいしょうこく)かが、人招きをしているらしく、蝟集(いしゅう)する顕官の輦(くるま)から、眼もあやなばかり、黄金(こがね)の太刀や、むらさきの大口袴(おおぐち)や、ぴかぴかする沓(くつ)や、ろうやかな麗人がこぼれて薔薇園の苑(にわ)と亭にあふれているのが、五条橋から眺められたが、(羨(うらや)ましい)とは、感じもしなかったし、なおのこと、(不都合な平家)などとは、思いもしなかった...   眺めやる七条、五条の大路には、糸毛の輦、八葉の輦、輿や牛車が、紅葉をかざして、打たせているし、宏壮な辻々の第宅には、昼間から、催馬楽の笛が洩れ、加茂川にのぞむ六波羅の薔薇園には、きょうも、小松殿か、平相国かが、人招きをしているらしく、蝟集する顕官の輦から、眼もあやなばかり、黄金の太刀や、むらさきの大口袴や、ぴかぴかする沓や、ろうやかな麗人がこぼれて薔薇園の苑と亭にあふれているのが、五条橋から眺められたが、ましい)とは、感じもしなかったし、なおのこと、などとは、思いもしなかったの読み方
吉川英治 「親鸞」

「なおのこと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「なおのこと」


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艶麗   コンプ   同封  

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