...その筆蹟(ひっせき)で見当がつくかも知れない」「さあどうだか...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...團三郎だかどうだか知りませんが...
江南文三 「佐渡が島から」
...それが果してあの女の許嫁の夫であったかどうだかは分らないと申します...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...そのためだかどうだか...
寺田寅彦 「柿の種」
...」「それはどうだかわからないが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...「おいしいかどうだか...
徳田秋声 「挿話」
...「外じゃどうだか知りませんけれど...
徳田秋声 「爛」
...警察から人が来たか、どうだか……...
永井荷風 「ひかげの花」
...そのことはどうだか...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれどもどっちがどうだかとうてい分るべきはずの者でないと諦(あきら)めて...
夏目漱石 「行人」
...science ではどうだか知らないけれども...
夏目漱石 「無題」
...この時期を経過して他の暗黒色に化けるまで毛布の命が続くかどうだかは...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...はたしてこれが英文学かどうだかという事が...
夏目漱石 「私の個人主義」
...昨今はどうだか判りゃしない...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...どうだかあやしいけれど...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...注射がきいたかどうだか分らず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「旦那からお暇(ひま)が出たのだかどうだか...
森鴎外 「鶏」
...問題じゃないことになるのだ」これも事実だかどうだか頭山さんに聞いてみない事にはわからないが...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
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