...夜に入りしために大道にそのまま車をとめおきたるのであった...
井上円了 「おばけの正体」
...東海道三島駅前運送店留置(とめおき)という指図で...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...とめおきの電報で...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...「どうぞ私をピシアスの代りにおとめおき下さい...
鈴木三重吉 「デイモンとピシアス」
...確かに南高来(みなみたかき)郡大野木村郵便局留置(とめおき)と...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...手紙類が留置(とめおき)になっていたという...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...いゆき憚るしら雲を麓なかばにとめおきて落る日を呑み月を呑む高きは山の姿かな...
土井晩翠 「天地有情」
...留置(とめおき)で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...お陣屋へお留置(とめおき)を食った上に...
中里介山 「大菩薩峠」
...数え年の十三歳(生活年齢は十二年と五カ月)で尋常四年生の彼は原級留置(とめおき)を二度も喰った落第坊主だった...
本庄陸男 「白い壁」
...留置(とめおき)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...この山寨(さんさい)におとめおきくださるまいか」「オオ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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