...また酒をとくとくとついだ...
梅崎春生 「風宴」
...」支配人はとくとくとして申します...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...とくとくと幽かな音たてて鳴りはじめた...
太宰治 「逆行」
...とくとくと幽(かす)かな音たてて鳴りはじめた...
太宰治 「逆行」
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種田山頭火 「其中日記」
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峠三吉 「原爆詩集」
...そして火皿からあまつたところがふらふらと後へ出るのを手をぶるぶるふるはせながらやつとかきあげて油壺の嘴からとくとくと飴色の種油をつぐ...
中勘助 「銀の匙」
...またとくとくと動く...
林芙美子 「浮雲」
...そのことを反省する力を失ってしまった不感の中でとくとくとしてスタンド・プレイを演じている姿のようにしか見えない...
三好十郎 「絵画について」
...雪解(ゆきげ)の水のとくとくと溢(あふ)れている小川や田の畔(ほとり)には...
山本周五郎 「日本婦道記」
...杭瀬川はとくとくと水嵩(みずかさ)を増した...
山本周五郎 「日本婦道記」
...家まわりの溝(みぞ)のとくとくという水音で雪解(ゆきげ)の季節の来たことを知ったのもその前後だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ふくべの口でとくとくと酒の鳴るのが...
山本周五郎 「風流太平記」
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