...物を一つちょろまかすことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...この私の分をちょろまかすなんて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ややもすれば隙(すき)を伺うてトルーフルをちょろまかす...
南方熊楠 「十二支考」
...またたく間に三本も赤葡萄酒のびんをひろくもないユーブカの間へちょろまかすような芸当のないのもたしからしい(孤児(みなしご)だから面倒でないし...
「赤い貨車」
...照子が小さい金入れをちょろまかすのはいかにもありそうなことと思われて来ると共に...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...その隣人から何かをちょろまかす場合の敏捷・用心・大胆・巧妙・を尊重したのみならず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...相手の酒をちょろまかす...
山本周五郎 「留さんとその女」
...初めからあての貯金ちょろまかす気いやったんやろ...
山本周五郎 「陽気な客」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??