例文・使い方一覧でみる「それ相当」の意味
スポンサーリンク...昔からそれ相当な好意を持っている... 
芥川龍之介 「戯作三昧」
...予がそれ相当な考えをいうて相手になるものから...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...働きにたいしてはそれ相当の報酬（ほうしゅう）をうるのは当然じゃねえか...
海野十三 「恐竜島」
...皆さまにそれ相当のことをいたしまして...
田中貢太郎 「春心」
...それ相当の設備がしてあったに違いない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...そういう伴奏としてはしかしそれぞれの助演者もそれ相当の効果を見せてはいるようである...
寺田寅彦 「映画雑感（４［＃「４」はローマ数字、1-13-24］）」
...死んだあとそれ相当の空虚を世に残すのであるが...
豊島与志雄 「立枯れ」
...それ相当の興味は...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...きっとそれ相当な働きをしますわ...
葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」
...それ相当のたしかな目当てがあってのことでしょうねえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...何かそれ相当の変った方寸（ほうすん）があられるのだとも察しられるのである...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...実はその裏にそれ相当の理由があったのである...
久生十蘭 「魔都」
...当人にはそれ相当の抱負があってのことと思われるが...
久生十蘭 「魔都」
...犯人はそれ相当の刑を受けるでしょう...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...それ相当な社会的評価を求めようとしなかった傾向はふるい社会の通念を計らずも裏から合せ鏡で照り返しているようなものだといえます...
宮本百合子 「現実の道」
...それ相当の金も包んで...
山本周五郎 「寒橋」
...それはまたお屋敷からそれ相当の...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...それ相当の繁昌は見せたものの...
山本笑月 「明治世相百話」
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