例文・使い方一覧でみる「その実」の意味


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...それからその実行上の打合せをするために...   それからその実行上の打合せをするためにの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...ところがその実叔父は盗まれたのではなく...   ところがその実叔父は盗まれたのではなくの読み方
伊波普猷 「私の子供時分」

...その実例も二三読んだことがある...   その実例も二三読んだことがあるの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...細君のほうは、もちろん初婚で、その実家は、かなり内福の農家である...   細君のほうは、もちろん初婚で、その実家は、かなり内福の農家であるの読み方
太宰治 「グッド・バイ」

...未だにその実相を言えないで居るのである...   未だにその実相を言えないで居るのであるの読み方
太宰治 「善蔵を思う」

...その可能の範囲程度並びにその実用的価値の標準等につきて卑見を述べ...   その可能の範囲程度並びにその実用的価値の標準等につきて卑見を述べの読み方
寺田寅彦 「自然現象の予報」

...併しその実この力関係乃至運動関係を物質の其他の物理的性質から抽象して了っているので...   併しその実この力関係乃至運動関係を物質の其他の物理的性質から抽象して了っているのでの読み方
戸坂潤 「辞典」

...」彼は思い出すことがあったかのように、しずかに応えたのではあったが、その実、その名ざされた博士の俤(おもかげ)さえ思い出してはいなかった...   」彼は思い出すことがあったかのように、しずかに応えたのではあったが、その実、その名ざされた博士の俤さえ思い出してはいなかったの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...その実は再び本家(ほんけ)の有(ゆう)となしたるなど...   その実は再び本家の有となしたるなどの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...予定期日においてその実施を断行するは当時の急務であるという説との論争であった...   予定期日においてその実施を断行するは当時の急務であるという説との論争であったの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...その実を目に入れるとたちまちその実から粘質物を出して目の中の埃を包み出し...   その実を目に入れるとたちまちその実から粘質物を出して目の中の埃を包み出しの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...その実物の捕捉が我が学者には出来なく...   その実物の捕捉が我が学者には出来なくの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...柿はその実の干したものすなわち串柿などを用いるが...   柿はその実の干したものすなわち串柿などを用いるがの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...「おしもは呆んやりだからね、お春のすることを、ようく見習わなければいけないよ」折りにふれて夫人はこう云い含めるのだったが、その実、巻紙を、といえば、切手を貼りつけた封筒まで添えて差し出すお春の抜かりのなさよりも、始終粗相をくりかえしては無駄骨を折っているおしもの方へ、妙に愛情が片寄っていく...   「おしもは呆んやりだからね、お春のすることを、ようく見習わなければいけないよ」折りにふれて夫人はこう云い含めるのだったが、その実、巻紙を、といえば、切手を貼りつけた封筒まで添えて差し出すお春の抜かりのなさよりも、始終粗相をくりかえしては無駄骨を折っているおしもの方へ、妙に愛情が片寄っていくの読み方
矢田津世子 「女心拾遺」

...かつて西塔に住んであらまし人の話を聞いたと称してその実は非常な通であった...   かつて西塔に住んであらまし人の話を聞いたと称してその実は非常な通であったの読み方
柳田国男 「雪国の春」

...その実現に最高の指導を与えるには...   その実現に最高の指導を与えるにはの読み方
矢部貞治 「政治学入門」

...その実例はいくらでもあります...   その実例はいくらでもありますの読み方
与謝野晶子 「激動の中を行く」

...守山聖真氏の「文観上人之研究」などにもその実存は窺われよう...   守山聖真氏の「文観上人之研究」などにもその実存は窺われようの読み方
吉川英治 「美しい日本の歴史」

「その実」の書き方・書き順

いろんなフォントで「その実」

「その実」の英語の意味


ランダム例文:
座に坐る   ゼラニウム   召喚状を発する  

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