...寒さが来てからごろ寝ばかりしていて...
犬田卯 「おびとき」
...木蔭や草のうえに着ている簑を敷いてごろ寝をしたのです...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...上野駅の改札口の前にごろ寝をした...
太宰治 「十五年間」
...腰掛けにごろ寝している連中のなかに安重根がいないか見て来てくれたまえ...
林不忘 「安重根」
...病人の枕元(まくらもと)でごろ寝していたらしかった)うーん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ごろ寝して読みちらす...
種田山頭火 「旅日記」
...台所の方によくごろ寝をしていた...
徳田秋声 「足迹」
...みんなごろごろ寝ころんでいた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...九時ごろ寝床へ入ったが...
久生十蘭 「だいこん」
...座布団を枕にして思い思いにごろ寝をしたが...
久生十蘭 「虹の橋」
...畳の上にごろ寝をして煤のたまった天井をながめながら主人は...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...気がつくと自分はごろ寝をしてい...
山本周五郎 「ちゃん」
...お酒を飲むといつもごろ寝をしちゃうんだ...
山本周五郎 「花も刀も」
...眠くなると平気でごろ寝をしたという...
山本周五郎 「柳橋物語」
...先ごろ寝返ッた結城勢も加わっておよそ四...
吉川英治 「私本太平記」
...『おれひとりならと思うがね……そこらにごろごろ寝ているのも...
吉川英治 「人間山水図巻」
...ごろごろ寝転んではいたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ごろごろ寝ている人が眼について...
蘭郁二郎 「睡魔」
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