...そのほうへこわごわと視線を集めていると...
海野十三 「怪星ガン」
...こわごわとその室に近寄って見ますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...こわごわと山羊の体にさわってみる...
中村地平 「南方郵信」
...そのこわごわとしたのをそのまま着た姿もこの人だけには美しい感じに受け取れた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こわごわと寄って来て...
吉川英治 「江戸三国志」
...賊たちはこわごわと寄って来た...
吉川英治 「私本太平記」
...怖ろしい運命の神籤(みくじ)でもひくように、お綱が、こわごわと、その一通を手に拾ってみると、なつかしや、死んだ母の名...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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