...妻がぎょっとするはずみに背(せなか)の赤坊も眼を覚(さま)して泣き出した...
有島武郎 「カインの末裔」
...」ぎょっとすると...
泉鏡花 「薄紅梅」
...思わずぎょっとする位...
梅崎春生 「桜島」
...ぎょっとするほど痩せて...
太宰治 「故郷」
...ぎょっとするほどこわい...
太宰治 「庭」
...ぎょっとするだろう...
太宰治 「火の鳥」
...」ぎょっとするわい...
太宰治 「渡り鳥」
...雨が霽れて帰る途で迎えに来たジェリーはまたロリーの言葉にぎょっとする...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...どんなにぎょっとすることかと思うと...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...男はぎょっとする...
夏目漱石 「虞美人草」
...言いようのない叫びを立て続けにあげた――類人猿のおしゃべりと七面鳥のゴロゴロ鳴きの中間のようなものだった――ぎょっとするような...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...誰だってぎょっとする...
久生十蘭 「蝶の絵」
...ぎょっとするような際(きわ)どいことを訊(き)く...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...どうやらその名を聞けば相手がぎょっとする...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ぎょっとするようなものだった...
吉川英治 「押入れ随筆」
...ぎょっとするような御英気の閃(ひらめ)きをお見せあるかと思えば――あの林佐渡守などを...
吉川英治 「新書太閤記」
...無心な者はぎょっとする...
吉川英治 「親鸞」
...奇怪な規則性が双眼鏡なしでもぎょっとするほど明瞭に見て取れた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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