...「君もお握りを食わないか」「食う」初めて口をきいた...
梅崎春生 「幻化」
...お握りはもちろん...
梅崎春生 「幻化」
...予の手をお握りになって...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...そのお握りが黄色くなるって云うわ」「そのお握り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お握り入れていらっしゃる?」「いいえ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お握りには、いろいろな思い出がある...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...ときどきお握りをもたされた...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...しかしそういうお握りの思い出は...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...ご飯を焚(た)いた時のおこげのお握りである...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...おこげのお握りがもらえるからである...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...このあついお握りを吹きながら食べると...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...五十年前のお握りの思い出である...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...白米のお握りを重箱につめてお土産...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...こうしてつよくつよくお握りになっておいでではござりませぬか?」「うれしい!」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...何ときれいな折箱の中に銀めしのお握りが寿司詰(すしづめ)に入つてゐるのだ...
宮地嘉六 「老残」
...石段を下りて名ばかりの滝のあるところに丸髷の百姓小母さんの出している茶屋の床几を二つくっつけてそこで休んでお握りをたべ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お握りなら持って来てあるのよ」「そいつはとっとくんだ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...お握りを三つほど拵(こしら)へて呉れないか...
若山牧水 「樹木とその葉」
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