例文・使い方一覧でみる「お姫様」の意味

...鬼がお姫様に化けたように取り澄まし... 鬼がお姫様に化けたように取り澄ましの読み方
海野十三「キド効果」

...宝とお姫様とを貰うという筋であった... 宝とお姫様とを貰うという筋であったの読み方
海野十三「人造物語」

...お姫様がお引とめ遊すもんなら... お姫様がお引とめ遊すもんならの読み方
田澤稲舟「五大堂」

...きっとお姫様（ひいさま）に会いたいと思し召して... きっとお姫様に会いたいと思し召しての読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...狐（きつね）が美しいお姫様に化けて男を欺（だま）したが... 狐が美しいお姫様に化けて男を欺したがの読み方
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...つい「お姫様（ひいさま）」と云う言葉が口元まで出そうになった... つい「お姫様」と云う言葉が口元まで出そうになったの読み方
谷崎潤一郎「武州公秘話」

...まるでお姫様だね... まるでお姫様だねの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...お姫様はなおりました... お姫様はなおりましたの読み方
トルストイ　Tolstoi 菊池寛訳「イワンの馬鹿」

...草双紙のなかのお姫様などがものこそいはないが親切にいたはつてくれる...
中勘助「銀の匙」

...森へ遊びにお姫様（ひめさま）をおつれ申（もう）しましたところ... 森へ遊びにお姫様をおつれ申しましたところの読み方
新美南吉「巨男の話」

...あのお艶坊か――俺はまた何処のお姫様の話かと思ったよ」「ね... あのお艶坊か――俺はまた何処のお姫様の話かと思ったよ」「ねの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...あるいは弱きお姫様あり... あるいは弱きお姫様ありの読み方
福沢諭吉「学問のすすめ」

...このお姫様は離さないよ――だ... このお姫様は離さないよ――だの読み方
牧野信一「熱い砂の上」

...お生まれになったお姫様が暗い運命から私たちを救い上げてくだすったのでございますから...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...お姫様は事情をご存じないようですね」などと賢がっている女もあった...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...「ではお姫様、都はずれまでお送りいたします... 「ではお姫様、都はずれまでお送りいたしますの読み方
室生犀星「舌を噛み切った女」

...お姫様とお呼びするのは当りまえなことでございます... お姫様とお呼びするのは当りまえなことでございますの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...「お姫様（ひいさま）！　あなたをお信じ申します」――が... 「お姫様！　あなたをお信じ申します」――がの読み方
吉川英治「江戸三国志」

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