...長髄彦(ながすねひこ)の鋭い矢のために大きずをお受けになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...この手紙をお受け取りになって...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...まず文科をお受けになるが宜しゅうございます...
田中貢太郎 「悪僧」
...あなた御自身が最近あの人からお受けになった印象なんですの...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...お受けにならなければ男が立たないってことになるのよ」「いったい...
中里介山 「大菩薩峠」
...かたじけなくお受けなされとて波々とつぐに...
樋口一葉 「にごりえ」
...あたしからこれをお受けなさい...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...女院をお喜ばせしようと当局者の考えることもそれだけ国民の負担がふえることであるとお認めになることはお受けにならなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...南の御殿の西の離れ座敷に賀をお受けになる院のお席が作られたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「誤解をお受けしやすいようなことを私が申したものですから」などと言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中の君はお受けしてうれしいとは思わなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「いまのお申付けはお受けができません」と彼は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どんなことでもお受け申します」と帰るときに信助は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...これを呉使華欽に伝えてもおそらくお受けしますまい...
吉川英治 「三国志」
...わしはお受けして退出してきた...
吉川英治 「私本太平記」
...あらためて貴手(きしゅ)へお受け取り願いたい」武田家(たけだけ)無二(むに)の什宝――御旗楯無...
吉川英治 「神州天馬侠」
...……お受けあるや否や...
吉川英治 「新書太閤記」
...「はっ」「いつぞや、槍が太刀に勝る論議の出た折に、誰よりも、槍の説を取って退(ひ)かなかったのは、そちであったな」「は」「よい折だ、かかってみい」岡谷五郎次は、お受けすると、次に、小次郎の方へ向い直って、「不肖(ふしょう)、お相手に立ちまするが、おさしつかえございませぬか」と、訊ねた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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