...さあお上り...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そこから上へお上りになつて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...御飯もお上りにならないで...
鈴木三重吉 「桑の実」
...貴方もうお食事お済みになりまして? まだ? そう……まだでしたらいかが? これからこちらへいらっして一緒にお上りになりません?」何かは知らず風向きが変ったなと思った途端...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...天守へお上りなされまして...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...まあお上りなさいよ...
豊島与志雄 「霊感」
...表より、奥を指図するのは、とにかく、奥より、藩政へまで、喙(くちばし)を出す方が出来て――」「そういうことは、後で聞く」と、いった時「川上様、お上り」と、次の間からいった...
直木三十五 「南国太平記」
...坊主が「お上りになりましてござります」と...
直木三十五 「南国太平記」
...まあお上り」「上っちゃ悪かろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...お上りくださいまし」こう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょっとお上りください...
中里介山 「大菩薩峠」
...いくらお上りになつても...
牧野信一 「熱い風」
...さあお上りなさいと云ふまでは...
槇本楠郎 「母の日」
...サアお上り、お労れつろ、もう病気はそのいにようおなりたのか...
正岡子規 「初夢」
...ウーちゃん御飯をお上り」と頭を撫でてやる...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...この樽一つ在れば五十人から百人ぐらいの宴会ならイツモ余りますので……どうぞ御遠慮なくお上り下さい」と言う重役連の挨拶であったが...
夢野久作 「ビール会社征伐」
...帝(みかど)もおわさぬ都へわざわざお上りなさるのか」と...
吉川英治 「三国志」
...「どうぞお上り下さい...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
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