...おまけに俺をつかまえたなり...
芥川龍之介 「馬の脚」
...おまけに手足にはピリン疹(しん)を生じたれば...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...おまけに、寒くて、ぶるぶるふるえているのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いたずらっ子」
...これが、ぼくのいちばんのお願いで、おまけに、たった一つのお願いなんだ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...おまけに極く安い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...加之(おまけ)に下らない学問だが...
薄田泣菫 「茶話」
...それで加之(おまけ)に私達の運命まで……」時雨女史は悔(くや)しさに泣き出しさうな顔をした...
薄田泣菫 「茶話」
...おまけにいやに真直ぐだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...おまけに打ちのめされたのですからな! ほんとに恥ずかしいことです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おまけに鋤先は鋭く切れる...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...おまけに菜切庖丁の砥石(といし)でゴシゴシやっている」「すべりを防ぐために...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おまけに骨と皮ばかりに痩せこけて...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...おまけにそこで泥棒の噺までおやりだったと言うじゃないか...
正岡容 「圓太郎馬車」
...おまけに名前をトビアスという男が住んでいる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...或いは又聴(またぎ)きで少しばかりおまけがあるのかも知れない...
柳田国男 「海上の道」
...おまけに幸運というかどうか...
山本周五郎 「雨あがる」
...――おまけに矢だまがいやじゃというてだんだん陣をさげてゆくわ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...なんてざまだい! おまけにそれが...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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