...うぬぼれた人には...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...プロイセン軍はフリードリヒ大王の偉業にうぬぼれていたのでしたが...
石原莞爾 「最終戦争論」
...分別のない青年のうぬぼれ心には...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...うぬぼれる傾きがある...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...うぬぼれているのだ...
永井隆 「この子を残して」
...昂奮(こうふん)した自惚(うぬぼれ)によってでなく...
中島敦 「光と風と夢」
...嫉妬心(しっとしん)だけあって競争心を有(も)たない僕にも相応の己惚(うぬぼれ)は陰気な暗い胸のどこかで時々ちらちら陽炎(かげろ)ったのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...自惚(うぬぼれ)のせいか...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...自惚(うぬぼれ)が強くて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...143いつまで一生をうぬぼれておれよう...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...うぬぼれてゐたのね...
林芙美子 「浮雲」
...「余(あんまり)だから宜(い)い……人の感情を弄んだの本田に見返ったのといろんな事を云って讒謗(ざんぼう)して……自分の己惚(うぬぼれ)でどんな夢を見ていたって...
二葉亭四迷 「浮雲」
...自惚(うぬぼれ)は天性だから...
二葉亭四迷 「平凡」
...自惚(うぬぼれ)の強い役に立たずを背負(しよ)ひ込まうつて人が見附からないと...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あのうぬぼれ小男編集長は鵜呑みにしました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あなたの一番悪いところは恐ろしいほどのうぬぼれです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...うぬぼれるぢやないぞ」と...
吉川英治 「折々の記」
...うぬぼれのゆえに...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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