...いわば絵霊にとり憑かれた形で...
上村松園 「健康と仕事」
...その一つはいわば感覚から汲み取ったもので...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...遂にはいわば或る第一の観念に達しなくてはならず...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...いわば正しからざる気分でげしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわば眠っている獅子(しし)の口髯(くちひげ)を引いたようなもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういういわば行儀作法に類する躾は...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...いわば歴史の横断面においてのみ見ているのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...いわば平次は縄張違いですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いわば天へも昇る心持(こころもち)になって……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それはいわば出来上って...
三木清 「人生論ノート」
...病気の直接の原因はいわば睡眠不足というやつで...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...いわば最も国民的な持物であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...いわば漂着の数が北の隣より多かったということなのである...
柳田国男 「海上の道」
...いわば極端な写実劇で...
山本笑月 「明治世相百話」
...……いわばこの際は彼みずから呉境へ首を埋める墳(つか)を探しにきたようなものだ...
吉川英治 「三国志」
...いわば自分たちの代弁者として...
吉川英治 「私本太平記」
...いわば微苦笑のほかない羽目におかれていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...いわば切っても切れぬ仲だったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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