誰何と書いて、何と読むでしょうか?
「だれなに」ではありません。
読み方:すいか
意味:誰かわからない相手へ、呼び止めて問いただすこと
使い方・例文:「警察に誰何された」「建物に入ろうとして守衛に誰何された」
類語:尋問、職務質問、問い質す
反対語・対義語:自己紹介、名乗る
「誰何」は少し厳しそうな印象を受ける言葉ですが
同じ「すいか」でも美味しく食べれるスイカは「西瓜」です。
「FOMO」と「MOMO」という言葉をご存知でしょうか?
FOMOとは
英語:「Fear Of Missing Out」の略
読み方:フォーモ
日本語訳:取り残される不安や恐怖
意味:情報から取り残されたくないという恐怖を感じ、
SNSをチェックしないと不安になる、SNSに依存してしまうこと。
例:家族や友人との食事の最中にSNSをチェックしてしまうなど。
MOMOとは
英語:「Mystery of Missing Out」の略
読み方:モーモ
日本語訳:取り残される謎
意味:他の人がSNSに投稿していないことに対して
「なぜポストしていない?」「なぜ情報がはいらない?」と
何も投稿されないときに感じる不安のこと。
FOMOの進行形のこと。
例:友達がSNSに投稿しないとき、
「投稿しない理由は自分に隠し事があるから?知られたくないことをしているから?」などと妄想したり、不安になることです。
FOMOやFOMOは、現代病のように思われますが、昔からあった人の抱く感情の一つです。
SNSの登場で、この様な感情を多く感じる機会が増え表面化したのかもしれません。
スマホをついつい触ってチェックしてしまうなと気づいたら、少しSNSと距離を置くのもいいかもしれませんね。
映画やハロウィンの装飾でも使われたり、割と身近な動物「こうもり」
漢字にすると何と書くでしょうか?
答え・・・
「蝙蝠」です
蝙蝠の由来:こうもりは古くは「かはほり」と呼ばれており、それが転じて「こうもり」となったといいます。
「かはほり」の語源は、「蚊」を捕食していた「蚊(か)屠(ほう)り」からという説や、「かわもり(川を守る)」からという説もあります。
でもなぜ「蝙蝠」は虫偏なのか?
「コウモリ」は哺乳類なのですが、漢字は虫偏です。なぜでしょうか?
その理由は・・・漢字は中国から伝わりました。その中国では、明らかに鳥や魚、獣とは違う生き物に対して虫偏を使う傾向があったとか。
そのため「蛸(たこ)や蛇(へび)蛤(はまぐり)」も虫偏です。「虫」はすべての生き物を表しているといってもいいかもしれませんね。
アニメ映画「鬼滅の刃」が公開され大ヒットとなっています。
この映画のキャラクターの名前は、なかなか難しいというので少しご紹介します。
まずは主人公の「竈門炭治郎」
読み方:かまどたんじろう
主人公の妹「禰豆子」
読み方:ねずこ
主人公の仲間:
「我妻善逸」あがずまぜんいつ
「嘴平伊之助」はしびらいのすけ
初見ではなかなか読めないですね。
そして主人公の苗字「竈門」を書く機会は少ないかもしれまんが、漢字を書くのも難しそうですね。
みなさん書き順はわかりますか?
「竈門炭治郎」の書き順
「禰豆子」の書き順
また他のキャラクター登場人物について、こちらは何と読むでしょうか?
「煉獄杏寿郎」
「魘夢」
「気障」は何と読むでしょうか?
読み方:きざ
意味:相手へ言動や服装などで嫌な感じを与えること
由来:心配する、気がかりという意味の「気障り(きざわり)」が語源
使い方・例文:「彼の話し方は気障だ」
類語・類義語:ナルシスト、伊達
ちなみに、「気障」を分解した言葉「気に障る」の読み方は?
「きにさわる」です。意味は「感情を害する」です。
では、「魂消る」の読み方は?
「総合的、俯瞰的に判断」という発言を耳にしました。この「ふかんてき」とはどういう意味でしょうか?
「俯瞰的」とは
読み方:ふかんてき
俯瞰の「俯」は俯(うつむ)くと読み、うつむく意味
「瞰」は「みる」と読み、見下ろすという意味
俯瞰の意味:
高いところから下を眺めるという意味
広い視野、客観的な視点で物事を見るという意味
使い方・例文:「俯瞰的に判断する」「俯瞰的視点」
類語:鳥瞰
「只管」とは?「ただかん」?さて何と読むでしょうか?
答え・・・
読み方:ひたすら
意味:いちずに、もっぱらそれだけを行う様子
語源・由来:仏教の「只管打坐」という言葉から。
「只管」はひたすら、「打坐」は座禅を意味し、ただひたすら座禅することが由来。
使い方・例文:「学生時代は只管、勉強よりバイトばかりしていた」
「予て」は何と読むでしょうか?
答え・・・
読み方:かねて
意味:以前から、前もって
類語:従来、元来、かねがね
「予てより」と「予てから」は間違い?
「予て」と「より」はどちらも「以前」という意味で重語に当たります。
一般的には重語は避けますが、「予てより」は一般的に使われる表現で口頭であれば間違いではありません。しかし文章では「以前より」と言い換えて使われる方が無難でしょう。