「うなじ」とは首の後ろの部分ですが
漢字で書くと何でしょうか?
答え…
「項」の「頁」は頭(かしら)、「工」は真っ直ぐ貫くという意味があり、「項」は頭と背中を真っ直ぐ貫く「首」という意味になります。
うなじの類義語:
解剖学用語では「後頚部、後頸部」
首根っこ、首筋、襟首、うなぜ
ちなみに英語で「項」は「nape」です。
「湯湯婆」は「ゆばーば」ではありません。
「行火」と「湯湯婆」は寒い日に活躍します。
さて何と読むでしょうか?
「湯湯婆」とは
読み方:ゆたんぽ
意味:中にお湯を入れて体を温めるために使う容器
語源・由来:もとは中国から伝わった「湯婆」
「婆」は女性を意味し、間接的に伝わるぬくもりが女性(母親)の体温のように心地よいという意味から。
日本ではお湯を入れるため「湯婆」に「湯」が付き「湯湯婆」となったとか。
ちなみに、湯湯婆は金属の容器で、表面が波打っています。
この波なみな形は、補強効果や表面積を広げ、暖房効果を高めるためだとか。
「行火」とは
読み方:あんか
意味:昔のこたつ、火入れに火を入れ、手足を温める暖房器具
火の代わりに電気を使うものは電気行火(電気ヒーター)
「行火」の「行」は、持ち運ぶという意味があり、行火は「持ち運ぶ火」という意味
「項垂れる」は何と読むでしょうか?
答え…
うなだれる
意味:(失望や恥ずかしさから)首を前に垂れる、うつむく
由来・語源:室町時代末期まで使われた「うなたる」という言葉が変化
「うな」は「項」と書きますが、「項」は「うなじ」とも読みます。
類語:「首を垂れる」
ちなみに「うなじ」を英語では「nape」
では「誰何」とは何と読むでしょうか?「だれなに」ではありません。
「凸凹」と「凹凸」は同じ漢字を入れ替えたものです。
これらの読み方と書き順とは?
「凸凹」とは
読み方:でこぼこ、とつおう、だくぼこ
意味:平でない状態、高低差がある状態や形状のこと
「凹凸」とは
読み方:おうとつ
意味:「凸凹」の漢語的表現で意味は同じ
凸凹は常用漢字ではないため、新聞などでは「でこぼこ」と表記されます。
ちなみに「凸凹」の英語で「unevenness」です。
では、凸凹の正しい書き順はご存知でしょうか?
「小聡明い」は何と読むでしょうか?
答え・・・
読み方:あざとい
意味:抜け目な貪欲、思慮が浅い
英語では「あざとい」は見当たりませんが近い言葉として、unscrupulous(意味:あくどい)、crafty(意味:ずる賢い)があります。
最近の「あざとい」使われ方とは?
最近は、本来の意味ではない使い方も目にするようになりました。
例えば、女性が男うけするような行動、
自分の可愛いさをアピールする際、相手の心をくすぐるような行動、仕草の意味
相手の下心を利用して、自分の思惑通りに物事をすすめようとする様など。
また「あざとい男子」という使われ方もあります。
あえて自分の弱みをみせ母性本能をくすぐる、甘え上手、
年上の女性に食事をおごってもらう様な行動
損得で人によって態度を変え行動するなど。
本来の「抜け目がない、ずる賢い」という意味も含まれますが
最近の使い方は、少し違うような感じですね。