「大口魚」とは、何と読むでしょうか?
答え・・・
「たら」「だいこうぎょ」です。
意味:鱈の別名
中国では「大口魚」の他、「大頭魚」とも。
由来:大きな口をした魚、大きな頭をした魚、と漢字そのままの意味から。
鱈の由来:雪の様に白い身をしているため。
他にも、雪の降る季節に大量に獲れるため。
ちなみにタラを英語にすると「cod」です。
「縫い包み」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「ぬいぐるみ」です
「縫い包み」の「包」は「包む(つつむ)」と「包み(くるみ)」と読みます。
ちなみにオタク界隈では「ぬいぐるみ」を「ぬい」と略し
「ぬい撮り」「ぬいママ」などという言葉も使われているとか。
「ぬい撮り」の意味:デフォルメされたアニメなどのキャラーなどの縫い包みの写真を撮ったりすること。
では、「楽む」は何と読む?
「益荒男」と「丈夫」は同じ読み方をします。
さて何と読むでしょうか?
答え・・・
「ますらお」です
「益荒男」の読み方:ますらお、ますらたけお
「丈夫」の読み方:ますらお、じょうふ、じょうぶ
「益荒男」の意味:立派な男、勇気のある強い男、兵士、狩人のこと
「丈夫」は「夫」の読みで意味が少し異なります。
「じょうふ」の意味:「ますらお」と同じ
「じょうぶ」の意味:健康に恵まれている、壊れにくいこと
「丈夫」つながりの言葉
「大丈夫(だいじょうふ)」と「偉丈夫(いじょうふ)」
という言葉もあります。
「大丈夫」と「偉丈夫」の意味:「体がおおきく、たくましい立派な男」
「益荒男」「丈夫」「大丈夫」「偉丈夫」は、どれも男子に使う誉め言葉です。
ちなみに元大相撲力士の「ますらお」は「益荒雄」
「雪ぐ」の読み方は何でしょうか?
答え・・・
「すすぐ」と「そそぐ」です
意味:水で汚れを洗い落とすこと
恥や汚名を新たな名誉を得ることで消すこと
使い方・例文:「恥を雪ぐ(そそぐ)」
「会稽の恥を雪ぐ(すすぐ)」
「汚名を雪ぐ(すすぐ)」
では、「一入」は何でしょうか?
「杜鵑・蜀魂・不如帰」はすべて同じ読み方です。さて何と読むでしょうか?
答え・・・
「ほととぎす」です。
「ホトトギス」の漢字を調べると他にも様々な漢字で表され、異名も複数ありました。今回はこの「ホトトギス」漢字と異名、そしてその由来をご紹介します。
🐦ホトトギスの漢字表記
①杜鵑、(「とけん」とも読みます)
②杜宇、
③蜀魂、
④不如帰、
⑤時鳥、
⑥子規、
⑦田鵑
🐦ホトトギスの異名
卯月鳥(うづきどり)
早苗鳥(さなえどり)
魂迎鳥(たまむかえどり)
死出田長(しでのたおさ)
勧農鳥(かんのうちょう)
①~④は中国の故事や伝記に由来した漢字で
⑤は田植えの頃(五月頃)に毎年渡来するため、時を告げる鳥とされたため。
早苗鳥、勧農鳥も同じ意味
⑥は不如帰が故郷を離れ帰心を思わせる「思帰」と呼ばれ、
それが転じて「子規」となったとか。
ちなみに正岡子規は、このホトトギスの漢字から俳号に「子規」としたのだとか。