答え・・・
「くろご」です。
意味:歌舞伎や人形浄瑠璃文楽の後見役の黒い頭巾や黒い衣装のこと。またそれを着た人のこと。
「黒子」を「くろこ」と読むのは実は漢字も読みも誤用であり、それが慣用化して「黒子」で「くろこ」と読むようになったとか。
正しくは「黒衣」で「くろご」。
アニメ漫画の「黒子のバスケ」では「くろこ」ですが、
「黒子」は「ほくろ」と読みます。
「ほくろ」は「黒子」と「黶」も漢字があります。
英語ではmole
ちなみに苗字(名前)で「黒子」さんは「くろす」さんとも読みます。
「牛頭」と「馬頭」は何と読むでしょう?
「牛頭」の読み方は?
答え・・・
「ごず」と「ぎゅうとう」です。
「牛頭(ごず)」の意味:仏教での鬼の一種。頭が牛で、体は人間の姿をした地獄の獄卒
「牛頭(ぎゅうとう)」の意味:牛の頭
「馬頭」は何と読むでしょう?
答え・・・
「めず」と「ばとう」です。
「馬頭(めず)」の意味:仏教での鬼の一種。頭は馬で体は人間の姿をした地獄の獄卒
「馬頭(ばとう)」の意味:馬の頭
ちなみに「獄卒」とは?
読み方:ごくそつ
意味:地獄の番人、地獄で死者を責めるという鬼
では、鬼といえば節分、豆まきですが、2021年の節分は2月3日ではありません。そのわけは?
「諄諄と説く」「諄々と諭す」などと使う「諄諄」は何と読むでしょう?
答え・・・
「くどくど」「じゅんじゅん」です。
「諄」の読み方:「じゅん」「あつ(い)」「ねんごろ」
「諄」の意味:じっくり、丁寧
「諄諄」の意味:繰り返し何度も教えようとする様
「くどくど」と読む場合、しつこいという意味合い
「じゅんじゅん」と読む場合、丁寧に教え諭す様子、印象となります。同じ漢字ですが、面白いですね。
名前の場合「いたる、まこと」などとも読みます。
ちなみに「諄」がつく有名人は?
「礼儀を弁える」「立場を弁える」「分を弁える」などで使う「弁える」ですが何と読むでしょう?
答え・・・
「わきまえる」です。
「弁える」は「辨える」という漢字もあります。
意味:物事の違いを見分ける、道理を心得ている。弁償すること。
類義語:区別、識別
弁えるを英語にすると、「discriminate」です。
ちなみに、「分を弁える」という使い方の「分」の読み方は?
「ぶ」は間違いではありませんが、正しくは「ぶん」です。