「建立」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「けんりつ」「こんりゅう」
「建立(けんりつ)」の意味:築き上げること
使い方・例文:「国家を建立する」
「建立(こんりゅう)」の意味:寺院や堂などを建てること
使い方・例文:「塔の建立にご寄進お願いします」
読み間違えやすい漢字「更迭」は何と読むでしょうか?
更迭とは?
読み方:こうてつ
意味:ある地位(役職)の人を他の人に代えること、いれかわり
英語では「reshuffle」「change」
使い方・例文:「大臣を更迭する」「事実上の更迭」
更迭を「こうそう」と読むのは間違いです。
正しくは「こうてつ」
では、代替機の「代替」は何と読むでしょうか?
読み間違えやすい漢字「漸次」は何と読むでしょうか?
「ざんじ」「ぜんじ」どちらでしょうか?
漸次とは?
読み方:ぜんじ
意味:次第に、だんだん
英語では「gradually」「slowly」
使い方・例文:「高齢者の割合が漸次増加している」
では「ざんじ」とは?
漢字:「暫時」
読み方:ざんじ
意味:少しの間、しばらくの間
英語では「for a while」「awhile」
使い方・例文:「暫時お待ちください」
他にも間違えやすい漢字「依存心」は何と読むでしょう?
「月極駐車場」はよく目にしますがこの「月極」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「つきぎめ」です。
意味:月単位で決めること
「月極駐車場」の場合は、月ごとに契約をする駐車場という意味です。英語では:Monthly parking
では、「月ぎめ」は「月決め」と表記しない?
「極」は「きわめる」という意味で使われていますが、
古くは「とりきめる、きめる」という意味で使っていました。
しかし、常用漢字表には「極」は「きめる」の読み方は含まれていません。
そのため、かつての「きめる、約束」といういう意味の「月極」は、学校ではなく道端で目にする知らないと読めない漢字なのかもしれません。
では、「円ら」は何と読む?
十分に満足することや、才能に優れその道につうじている「堪能」は、「たんのう」と言っていますが実は本来の読み方ではありません。
本来の読み方は「かんのう」と読みます。
堪能(かんのう)の語源は、仏教用語、耐え忍ぶ能力という意味、「堪」は「かん」と読みます。
英語では「proficient」「patience」
堪能(たんのう)の語源は、満足する意味の「足んぬ(たんぬ)」が変化した語、「堪能」は当て字で使われようになりました。
英語では「satisfaction」
これが「堪能(かんのう)」と混同され、仏教語由来の「堪能(かんのう)」も「たんのう」と読むようになったといわれています(慣用読み)。
「堪能」は「かんのう」と「たんのう」で本来は少し意味が違いますが、
現在は慣用読みの「たんのう」が一般的ですね。
では他の慣用読みについて「消耗」の本来の読み方は「しょうもう」ではない?
実際にはないものを事実のように偽り作り上げる意味の「捏造」「ねつぞう」と言っていますが、実は本来の読み方ではありません。
本来の読み方は「でつぞう」です。
「捏」の読み方は「捏ち上げ(でっちあげ)」の語源で「でつ」と読みます。
「ねつぞう」は間違い?
いいえ。現在は「でつぞう」が一般化したものです。
本来とは違う誤読みが、定着した読み方を「慣用読み」といい、 「捏造」もその一例といえます。
ちなみに英語では「forgery 」「lying」です。
「凡例」や「平凡」の「凡」ですが
「大凡」だと何と読むでしょうか?
答え・・・
「おおよそ」です。
意味:だいたい、ひととおり、一般に
使い方・例文:「大凡の見当はつく」「大凡の金額」