「覇王樹」とは何と読むでしょうか?
答え・・・
「さぼてん」「はおうじゅ」です。
意味:サボテン科の常緑多年草、サボテンの異名
サボテンは「仙人掌」とも書きます。
覇王樹は漢字一文字ずつ単体で「さ」「ぼ」「てん」と読める漢字はありません。
二文字以上組み合わせた漢字(熟語)で、特殊な読み方をする熟字訓です。
覇王樹の語源・由来:元は中国語の表記から使われる漢字ですが、その由来は不明
ちなみに英語でサボテンは「cactus」
では他の熟字訓「曲尺・矩尺」は何と読むでしょうか?
「覇王樹」とは何と読むでしょうか?
答え・・・
「さぼてん」「はおうじゅ」です。
意味:サボテン科の常緑多年草、サボテンの異名
サボテンは「仙人掌」とも書きます。
覇王樹は漢字一文字ずつ単体で「さ」「ぼ」「てん」と読める漢字はありません。
二文字以上組み合わせた漢字(熟語)で、特殊な読み方をする熟字訓です。
覇王樹の語源・由来:元は中国語の表記から使われる漢字ですが、その由来は不明
ちなみに英語でサボテンは「cactus」
では他の熟字訓「曲尺・矩尺」は何と読むでしょうか?
「おはぎ」は季節によって別の呼び名があります。
春「牡丹餅」、夏「夜船」、秋「御萩」、冬「北窓」です。
牡丹餅(ぼたもち)と御萩(おはぎ)は、お彼岸の時期など耳や目にする機会がありますが、「夜船」や「北窓」という呼び方はあまり聞いたことがありません。今回はこの二つの由来についてご紹介します。
「夜船(よふね)」の由来:
おはぎは米を潰してつくるため、餅を搗(つ)くような音(ぺったんぺったん)がしません。近所の人もいつついたか分からない、それを夜暗く、船が港にいつ着いたか分からない「夜船」と見立てたため。
「北窓」の由来:
餅のように搗(つ)くことがない、「月」知らずと転じ、北の窓からは月が見えないので「北窓」というわけです。
牡丹餅、夜船、御萩、北窓、どれも同じお菓子だなんて面白いですね。
珍しい名字(苗字)「馬酔木」さん
何と読むでしょうか?
答え・・・
「あせび」「ますき」「ませき」「ませぼ」「あしび」「あせぼ」
北海道に多い名前ですが、その由来は香川県の地名とも言われています。
「馬酔木」は植物の名前でもあり、ツツジ科の常緑低木。
葉に毒があり、馬が食べると酔って苦しむという木というのが名前の由来だとか。
「鯣」は何と読むでしょう?
答え・・・
「するめ」です。
意味:イカの内臓を取り除き乾燥させた乾物
スルメは「鯣」と「寿留女」とも書きます。
俗語:アタリメ
「鯣」の語源・由来:
「易」は「変わる」という意味があり、烏賊がスルメに変わることから。
「寿留女」の語源・由来:
結納など祝儀の際に縁起物として扱われる品で日持ちが良い。そのため嫁ぎ先で長く留まることや、幸せが永く続くという意味の当て字だとか。
「アタリメ」の語源・由来:
「スルメ」の「する」が「博打で擦る」「財布を盗まれる」という意味の「掏る」を連想させ、縁起が悪いため「当たり」という言葉に言い換えたため。
「杜鵑・蜀魂・不如帰」はすべて同じ読み方です。さて何と読むでしょうか?
答え・・・
「ほととぎす」です。
「ホトトギス」の漢字を調べると他にも様々な漢字で表され、異名も複数ありました。今回はこの「ホトトギス」漢字と異名、そしてその由来をご紹介します。
🐦ホトトギスの漢字表記
①杜鵑、(「とけん」とも読みます)
②杜宇、
③蜀魂、
④不如帰、
⑤時鳥、
⑥子規、
⑦田鵑
🐦ホトトギスの異名
卯月鳥(うづきどり)
早苗鳥(さなえどり)
魂迎鳥(たまむかえどり)
死出田長(しでのたおさ)
勧農鳥(かんのうちょう)
①~④は中国の故事や伝記に由来した漢字で
⑤は田植えの頃(五月頃)に毎年渡来するため、時を告げる鳥とされたため。
早苗鳥、勧農鳥も同じ意味
⑥は不如帰が故郷を離れ帰心を思わせる「思帰」と呼ばれ、
それが転じて「子規」となったとか。
ちなみに正岡子規は、このホトトギスの漢字から俳号に「子規」としたのだとか。
モグラと言えば、地中で生活する哺乳類。
古くは、
もぐらもち、
むぐろもち、
むぐらもち
むぐら、
うぐらもち、
うぐら、
うごろもち、
うぐろもち、
などと呼ばれていました。
そして「モグラ」を表す漢字は複数あります。
「土竜」もぐら
「偃鼠」えんそ
「土龍」もぐら、どりゅう、もぐらもち、むぐら、うころもち
「鼴鼠」もぐら、むぐらもち、うぐろもち
「鼹鼠」もぐら、うごろもち
「土豚」もぐら
「田鼠」もぐら、でんそ、たねずみ
「鼹手」もぐら
「鼴」もぐら、もぐらもち、えん
「鼹」もぐら、もぐらもち、えん
時代によって読み方が変わってくるものですが、
「モグラ」の異名(別名)は様々あり興味深いですね。
ちなみに、「土竜」は、本当はモグラではなくミミズを指す漢名でした。
しかし、もぐらがミミズを好むことから誤用され今に至るとか。
本当に興味深いですね。
では、「海鼠」とは何でしょう?
世界三大果物(フルーツ)、世界三大美果のマンゴー、マンゴスチン、チェリモヤ。それらには異名をもつものがあります。その異名についてご紹介します。
「果物の女王」とは?
・・・マンゴスチン
果肉はとても柔らかく、味は強い甘みとさわやかな酸味が上品
皮は染料に使われるほど強い赤い色素があります。
この色素の強さのために、調度品が汚れる恐れがあり、持ち込みを禁止するホテルもあるそうです。
由来:イギリスのビクトリア女王が好んでいた果物だったため
「アイスクリームの木、森のアイスクリーム」とは?
・・・チェリモヤ
果肉は柔らかく、味はカスタードクリーム、バニラ、パイナップルのような甘みと言われる。
由来:その実の柔らかさと甘さから
アメリカでは「カスタードアップル」、ペルーでは「冷たい乳房」と呼ばれています。
次は、世界三大美果ではありませんが・・・
「果物の王様」とは?
・・・ドリアン
その匂いは強烈であり、味は濃厚なバナナのようにクリーミー
その匂いのため、持ち込みを禁止する飛行機やホテルもあるそうです。
由来:諸説ありますが、ドリアンはとても高価で、栄養豊富な果物だったことから
その昔「王様の果物」とも呼ばれていたことが由来