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使い分け

からだ「体」「身体」「體」の違いと使い分け

「からだ」を漢字にするとき、「体」と「身体」と書くことがあります。
この使い分けはなんでしょうか?

まず「からだ」は「」「身体」「」「」「」の漢字がありますが、「体」以外は常用漢字ではありません。
そして、「体」と「躰」は同じ意味で、「體」は「体」の旧字体です。
なので新聞やニュースでは、「身体」と書いた場合は、「からだ」ではなく「しんたい」と読みます。
では、体と書いた場合と、身体と書いた場合、どんな意味があるのでしょうか?
「体」の場合:
人間以外の動物や生き物に対しても使い、物体の「からだ」を意味しています。また胴体だけの部分を指していうこともあります。
「身体」の場合:
心や精神の意味でも使われ、ほぼ人間に対しての「からだ」を意味しています。

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食べ物

トマトを漢字にすると?

身近な野菜とまと、ひらがな、カタカナで表記されてますが、漢字では何と書くのでしょうか?
調べてみると、トマトを表す漢字は5つもありました。

唐柿(からがき、とうし)
蕃茄(ばんか)
小金瓜(こがねうり)
赤茄子(あかなす)
珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)

それぞれの由来をご紹介いたします。
「唐柿」
海外の意味の「唐」と、見た目が「柿」に似ていることから。
とまとは中国経由で日本に入ってきたのですが、当時は「唐柿」と言っていたようです。

「蕃茄」
中国語で、とまとのことを「蕃茄」と表し、中国から入ってきた漢字のようですが、「蕃」は外国という意味、「茄」はナス(とまとはナス科)で外国(西洋)からきたナスっということでしょうか。

「小金瓜」
小金色の瓜という見た目から。

「赤茄子」
見た目の色と形から。

「珊瑚樹茄子」
実がなる様子を言い当てた漢字から。

海外から入ってきたトマトですが、色、形と表す漢字が面白いですね。

ちなみに生産量日本一は熊本県、二位は北海道、三位は茨木県(2017年)です。

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使い分け

目と眼と瞳の使い分け

」と「」、どちらも「め」ですが、違いは何でしょうか。
一般的に「め」を漢字にすると、「目」がよく使われます。
「目」は眼球(まぶた)、目尻を含めて使うこともあります。
そして「眼」は「まなこ」ともいい、もともとは「」を表していました。
医学的には「まなこ」は、「眼球」といい、専門用語では「眼」が使われます。
また「瞳」はというと、眼球の中の黒目のこと(瞳孔)を指しています。

表現の範囲からみると、

「目」を使った表現は、とても広い範囲で使われています。

例えば、「台風の目」、「網の目」、「木目」、「お目が高い」

「眼」は眼科、眼鏡などの専門的な表現や、「慧眼、千里眼」など見る行為について使われます。

「瞳」は「瞳を閉じて」や「つぶらな瞳」の様な、目線や目の表現として使うこともあります。

ちなみに目の色は、青や緑、茶色など、人によって異なりますが、瞳(瞳孔)はどんな人でも黒色なんだとか。

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