漢数字がつく「一二三」さん、日付けの「四月一日」さんなど珍しい名前があります。
今回は「二十八」という名字(苗字)をご紹介します。
「二十八」さんは何と読むでしょうか?
答え・・・
「つちや」さんです。
由来:「十」は古語で「つづ」といいます。「二十」を「はたち」といいます。
それが「二十」で「つづ」と読むようになり「八」と合わせて「つちや」へ転じ、
もとは「土屋」「土谷」だったものを「二十八」と書き読ませたのではという。
漢数字がつく「一二三」さん、日付けの「四月一日」さんなど珍しい名前があります。
今回は「二十八」という名字(苗字)をご紹介します。
「二十八」さんは何と読むでしょうか?
答え・・・
「つちや」さんです。
由来:「十」は古語で「つづ」といいます。「二十」を「はたち」といいます。
それが「二十」で「つづ」と読むようになり「八」と合わせて「つちや」へ転じ、
もとは「土屋」「土谷」だったものを「二十八」と書き読ませたのではという。
難しい読み方の地名は多くありますが、東京都八王子市にある「廿里町」の「廿里」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「とどり」です。
由来:諸説あり、はっきりとはしませんが、京都からの距離が百里(約400km)、これを中国式で「十十里」と書き表し、それが「廿里」となったという説があります。
ちなみに「廿」は「じゅう」「にじゅう」と読みます
珍しい名字(苗字)「八筬」さん
何と読むでしょうか?
答え・・・
「やおさ」さんです。
神奈川県、東京都、茨城県、富山県に見られる苗字です。
由来ははっきりとしませんが、
「筬」とは、織機で縦糸と横糸の折り目を整える道具のことで、佐賀県には「筬」さんという苗字もあります。他にも「筬島」「筬懸」など筬のつく苗字はあります。
数字を含む珍しい名字をご紹介します。
「五百旗頭」さん。何と読むでしょうか?
答え・・・
「いおきべ」さんです。
他にも「いおきと、いおりべ、いほきべ」とも読みます。
由来:第12代景行天皇の皇子「五百城入彦」の御名代部から。
御名代部(みなしろ)とは、貴族に仕える私有民のこと。
職業の一種が名前の由来なんですね。
では、「五百蔵」の読み方は?
珍しい名字をご紹介します。「四十九院」さん。何と読むでしょうか?
答え・・・
「つるしいん」です。
「四十九院」の由来:諸説ありますが、はっきりとした由来は不明。
四十九院というお寺に由来する説。
亡くなって49日の間は成仏するまで魂を癒すが、それが「四十九院」という説など。
珍しい名字に「四十八願さん」があります。
「四十八願」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「よいなら、よそなら、よいなが、よそたけ、よそはら」と読みます。
「四十八願」は仏教の経典にある言葉で「しじゅうはちがん」とも読みます。
「四十八願(よいなら)」の由来:
はっきりとした由来は不明ですが、栃木県佐野市葛生東の小字の四十八願という地名があります。
昔、死んだ人を弔うために仏教の「四十八願」とかけ、僧侶が名づけたそうです。
もともと付近の人は、死んだ人を弔うための場所なので「黄泉(よみ)野原」と呼んでおり、「よみのはら」が「よいなら」と変化しました。そこへ「四十八願」と僧侶が名づけたため、「四十八願」を「よいなら」と読むようなったとか。