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言葉「縁起がいい動物」の「縁起」とは?言い換え・意味・由来

「今日は大安吉日で縁起がいい」
「玄関に縁起物を飾る」
「縁起でもない」など使う「縁起」という言葉ですが、その意味とは?
今回は「縁起」についてご紹介します。

縁起とは

読み方:えんぎ

意味吉凶兆し、物事の起源や由来のこと。

英語omenpresageなど

類語・言い換え(げん)、ジンクス、予兆吉兆因縁

由来・語源:元々は仏語(仏教の言葉)で、因縁生起(いんねんしょうき)の略。
サンスクリット語の「pratitya-samut pada」の訳語。

だるま
だるま

「因縁生起」とは、万物(すべてのもの)は因縁によって生じるという意味です。
「因」とは原因のこと。「縁」は結果を起こすための条件のことです。
「因縁果の道理」ともいい、どんな結果も因と縁があり、因と縁はセットでどちらかだけでは結果は生じません。

因縁生起の類語:自因自果、善因善果悪因悪果

因縁生起の例:ヒマワリの花の場合「因」はヒマワリの種、「縁」は花が咲くために必要な土、水、光などです。因と縁があって結果、花が咲きます。

土・水・光
因縁生起

本来の意味からすると、「縁起物」や「縁起を担ぐ」ことで良い結果が出るわけではなく、自分行動次第、心がけ次第ということですね。

ちなみに、縁起が良い動物といえば…

鶴は千年、亀は万年といわれ「長寿の象徴」のツルとカメの他にもたくさんいます。

フクロウ():不苦労(苦労がない意味)の幸せの鳥

タヌキ():商売繁盛

カエル():無事帰る、福が返る(かえる)

ネコ():福を招く、招き猫

ウサギ():飛躍子孫繁栄など。

招き猫
招き猫

縁起の良い四字熟語一覧

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ことば 使い分け

「悪行」と「悪業」の違いとは?読み方・意味

「悪行」と「悪業」はどう違うのでしょうか?

悪行とは

読み方:あくぎょう、あっこう
意味:悪い行為、人の道に外れた悪い行い
類語:凶行過ち
英語では「misdeed

悪業とは

読み方:あくごう
意味:仏教用語で前世の悪事、悪い行為、よくない職業
類語:所業極悪
英語では「bad karma」「evil deed

では、「しゃば」とはどういう意味でしょうか?

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ことわざ

「かつをいれる」は「渇を入れる」?

元気づける意味「かつを入れる」の「かつ」を漢字で書くと何でしょうか?

答え・・・

を入れる」です。

「活」は、柔道の術で、気絶した人の息を吹き返らせること、活発でないものに刺激を与え元気づける意味があります。

叱る、脅す意味の「」を使う「喝を入れる」は誤りです。
ちなみに「喝」は「かつ」と読みますが、こちらの漢字の「かつ」は仏語で、修行者を叱る、勢いのある大きな声のことをいます。

では、醍醐味の「だいご」の意味・由来とは?

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使い分け

「堪能」の本当の読み方は「たんのう」ではない?

十分に満足することや、才能に優れその道につうじている「堪能」は、「たんのう」と言っていますが実は本来の読み方ではありません。

本来の読み方は「かんのう」と読みます。
堪能(かんのう)の語源は、仏教用語、耐え忍ぶ能力という意味、「堪」は「かん」と読みます。
英語では「proficient」「patience

堪能(たんのう)の語源は、満足する意味の「足んぬ(たんぬ)」が変化した語、「堪能」は当て字で使われようになりました。
英語では「satisfaction
これが「堪能(かんのう)」と混同され、仏教語由来の「堪能(かんのう)」も「たんのう」と読むようになったといわれています(慣用読み)。

「堪能」は「かんのう」と「たんのう」で本来は少し意味が違いますが、
現在は慣用読みの「たんのう」が一般的ですね。

では他の慣用読みについて「消耗」の本来の読み方は「しょうもう」ではない?

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