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使い分け

リースとレンタルの違い、簡単に説明してみると

今回は日本語として使われている、元は英語の言葉「リース」と「レンタル」の違いについてご紹介いたします。

リースとは、
賃貸借(英語:lease)のことで、
主に企業などが機械設備等を購入し(リース会社)、
その企業から比較的長期にわたり賃貸する取引のことです。

レンタルとは、
賃貸借契約の一種で(英語:rental)、
基本的に借主と貸主の直接の取引のこです。

ちなみにクリスマスリースや、アドベントリースなどの
花や葉、木の実などでデコレーションされた輪っか状の装飾品の「リース」は、英語では「wreath」花輪のことです。

なので賃貸借(英語:lease) の「リース」とは全く別の言葉です。カタカナ表記ではその違いは分かりにくいですね。

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自然

二十四節気とは?順番と意味、由来を簡単に

二十四節気とは、
その昔、中国で季節を表す暦のようなものとして考案された手法です。
1年の長さをを12の「中気(ちゅうき)」と12の「節気(せっき)」に分け、それらに季節を表す名前がつけられたものです。
日本では江戸時代の頃から使われていたとか。

二十四節気の順番、意味、由来
1. 立春(りっしゅん)
旧暦では立春が一年の始まりとされ、暦のうえでは春になります。
2.雨水(うすい)
雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。
3.啓蟄(けいちつ)
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、穴から出てくる頃という7意味。
4. 春分(しゅんぶん)
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
ちなみに、ヨーロッパなどでは、春分が春の始まりとされています。
5. 清明(せいめい)
万物がけがれなく生き生きとしているという「清浄明潔」という語を略したもの。
6.穀雨(こくう)
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもの。
雨が多いというわけではなく、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
7.立夏(りっか)
暦のうえでは夏になります。
8.小満(しょうまん)
陽気が良くなり、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めるという意味。
9.芒種(ぼうしゅ)
芒(のぎ)という穂先に毛のような部分あるの穀物(稲や麦など)の種をまく季節の意味。
10.夏至(げし)
太陽がもっとも高く登り、一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。
11.小暑(しょうしょ)
梅雨が明けて、だんだん暑さが増していくという意味。
12.大暑(たいしょ)
夏の暑さが本格的になるという意味。
13.立秋(りっしゅう)
暦のうえでは秋になります。
14.処暑(しょしょ)
夏が過ぎ、暑さが和らぐという意味。
15.白露(はくろ)
草の葉に白い露がつき始めるという意味。
16.秋分(しゅうぶん)
春分と同じく、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
17.寒露(かんろ)
草木に冷たい露がつく、という意味。
18.霜降(そうこう)
朝晩の冷え込みが厳しくなり、霜が降りるという意味。
19.立冬(りっとう)
暦のうえでは冬になります。
20.小雪(しょうせつ)
多くはないが雪が降り始め、雨が雪に変わるという意味。
21.大雪(たいせつ)
本格的な冬の到来になる時期。
22.冬至(とうじ)
夏至と反対に、1年でもっとも夜が長い日。「日短きこと至る(きわまる)」という意味。
中国では、この日から新年の始まる日とされます。
23.小寒(しょうかん)
この日を「寒の入り」といい、寒さが始まるという意味。
24.大寒(だいかん)
寒さがもっとも厳しい時期。

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使い分け

「時期尚早」の意味と、間違いやすい「時期早尚」「時期早々」

「それを行うにはまだ早すぎること。また、そのさま。」
これを表す四字熟語は・・・

時期尚早(じきしょうそう)」です。

「時期早尚」や「時期早々」といいうのは誤りです。意味がわかれば、きっと誤って使うことはなくなると思います。

時期尚早(じきしょうそう)」とは、
「それを行うにはまだ早すぎること。また、そのさま。」
単に、「何かをする時期が早すぎる」というのではなく、
「仮に今行っても成功しない(うまくことが運ばない)」という意味も含んでいます。
尚早」は「尚、早し(なお、はやし)」とそのまま覚えるといいですし、「」には「まだ」という意味があるので「まだ、はやい」と覚えるのもいいですね。

時期」は期間を意味し、タイミングのことです。

この「時期」を「時機」とするのも間違いです。

時機」とは、「あることを行うのにちょうどよい頃合い、チャンスのこと。」

早すぎるのはチャンスではなく、タイミグなので、「時期尚早」というわけです。

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使い分け

止まる、泊まる、留まる、停まる、意味と違い

止まる」とは?
動いていたものが動かなくなること。
例え:時計が止まる。
蝶々が花に止まる。

泊まる」とは?
他の家で夜を過ごすこと、停泊すること。
例え:旅館に泊まる。
別荘に泊まる。

留まる」とは?
ある位置から固定されて動かないこと、印象に残ること。
例え:目に留まる。

停まる」とは?
動いているもの(特に乗り物)が、一時的にとまること。
例え:バスが停まる。

ちなみに「駐車」の「駐める」は、常用漢字表では「とどめる」です。
したがって、厳密には「とめる」とはいいませんが、「とめる」と当て字で使う方もいるようです。

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食べ物

山のうなぎ、海の牛肉、畑の納豆とは?

食べ物には、面白い別名をもつものがあります。
「森のバター」や「海のミルク」については→こちら
今回は海と畑のシリーズを一挙ご紹介いたします。

*海シリーズ*
海の大豆」は、海苔の別名です

海のパイナップル」はホヤの別名です

海の牧草」は鰯(イワシ)の別名です

海の牛肉」は海苔の別名です

海の怠け者」はアワビの別名です

海のフォアグラ」は、あん肝の別名です

*畑シリーズ*

畑の肉]は大豆の別名です

畑のキャビア」はとんぶりの別名です

畑のミルク」は 葡萄(ぶどう)の別名です

畑の納豆」はオクラの別名です

*番外*
大地のリンゴ」はジャガイモの別名です

山のうなぎ」は自然薯の別名です

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自然

「非想非非想天」「非想非非想処」の意味、読み方

非想非非想天(ひそうひひそうてん)」と
非想非非想処(ひそうひひそうしょ)」をご存じですか?
舌を噛みそうな言葉ですが、どちらも仏教用語で、
有頂天(うちょうてん)」のことを意味します。

この「有頂天」は仏教の世界観の一つで、
「天上界における最高の天」を意味するサンスクリット語が語源です。
そして現在は、「天の最上にある天に登りつめる」「絶頂を極める」の意味に転じ、「舞い上がること、上の空になること」として使われています。

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使い分け

奏功、奏効、成功、成就の違いは?

あまり日常で使うことが少ない言葉「奏功」。その意味と、類義語との違いをご紹介いたします。

奏功(そうこう)とは「功を奏す」と同じ意味の熟語です。

もともと「奏」は「奏上(そうじょう):天皇に申し上げる」、「成し遂げる」という意味をもっています。
そして「功」は「手柄」、「功績」の意味なので、
「天皇に功績を報告する」という意味になり、そこから転じて、「目標どおりに成し遂げること」という意味で使われるようになりました。

奏効(そうこう)とは、「効き目があらわれること」という意味で、医学、医療の場面で使われる言葉です。
「効」は「効き目、効果」とうい意味をもっているためです。

成功(せいこう)とは、「功を成す」という意味で、
「うまくいく」という意味で使われます。

*奏功と成功の違い*
奏功は「目標のための作戦、手段がうまくいき、成果がでること」で、
成功は「全体的にうまくいくこと」です。

成就(じょうじゅ)とは、「願いが叶うこと」という意味です。
*奏功と成就の違い*
奏功は「功績、結果が出る」という場面で使いますが、
成就は「願い、望みが叶う」といった場面で使います。

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数字

将棋のタイトル戦とは?何も知らない人でも簡単にわかる話

藤井聡太七段が、王将挑戦をかけ、広瀬章人竜王に残念ながら敗れてしまいました。
勝てば30年ぶりの最年少記録ということでしたが、この王将挑戦とは何? と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
王将戦とは、八大タイトル戦の一つなのですが、その八大タイトルについて簡単にご紹介いたします。

将棋には「八大タイトル」と呼ばれる、スポンサーがつき、賞金がでる大会が8こあります。
八大タイトルには賞金額によって序列があります。


竜王(りゅうおうせん)
スポンサー:読売新聞社、賞金:4320万円


名人(めいじんせん)
スポンサー:毎日新聞社、朝日新聞社、賞金:2000万円


叡王(えいおうせん)
スポンサー:ドワンゴ、賞金:推定2000万円


王位(おういせん)
スポンサー:ブロック紙3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社)、賞金:1000万円


王座(おうざせん)
スポンサー:日本経済新聞社、賞金:800万円


棋王(きおうせん)
スポンサー:共同通信社、賞金:600万円


王将戦(おうしょうせん)
スポンサー:スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、賞金:300万円


棋聖(きせいせん)
スポンサー:経済新聞社、賞金:300万円

最も格が高いのはどのタイトルか?
賞金額からいえば、①竜王戦です。
しかし歴史的な長さからいえば、最も歴史が古い➁名人戦です。
これらは明確な決まりがないため、どちらが格上かは意見が分かれるようです。

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食べ物

森のバター、黒いダイヤ、黄金の林檎、悪魔の舌とは?

食べ物には、面白い別名をもつものがあります。有名なものだと「森のバター」や「海のミルク」ですが、様々な別名をもつ食べ物をご紹介いたします。

森のバター」は、アボカドの別名です。 (和名:「鰐梨」についてはこちら

「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックにも認定されるほど、栄養価の高い果物として知られています。その栄養分の特徴は脂肪分で、それをバターに例えているようです。

海のミルク」は、牡蠣(かき)の別名です。

牡蠣は「完全栄養食品」といわれるほど栄養価が高く、牛乳と同じ様に様々な栄養分があります。そこから牛乳に例えて海のミルクというようです。

黄色いダイヤ」は?

これは数の子の別名です。お正月料理でよく登場しますが、 高級食材です。その価値と黄色の見た目から「黄色いダイヤ」というようです。

赤いダイヤ」は?

こちらは小豆の別名です。 健康維持に必要な栄養素が豊富な小豆は、天候に左右され不出来の差が激しく、値段の変動が大きな作物です。そのため、不作の年が続くと、高価になり「赤いダイヤ」というようです。

黒いダイヤ」または「森の宝石」は?

こちらも有名ですが、トリュフの別名です。フランス料理の定番食材で、とても希少価値が高く、黒い塊という普通のキノコとは違う見た目も、黒いダイヤ、森の宝石というのはぴったりですね。

黄金の林檎(りんご)」は?

これはトマトの別名です。トマトは様々な呼び方があり、 イタリアでは 「黄金のリンゴ」と意味する「ポモドーロ」、フランスでは 「愛のリンゴ 」を意味する「ポム・ダムール」、イギリスでは「ラブ・アップル」など。ヨーロッパでは貴重な果物や野菜を「リンゴ」と呼ぶ習慣があったことから「黄金のリンゴ」というのですね。

悪魔の舌」は?

悪魔の舌というのは、蒟蒻(こんにゃく)の別名です。これは蒟蒻の花の見た目が、まるで悪魔の舌のように見えるからのようです。

悪魔の舌に見えますか?

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使い分け

以上、以下、未満、超える、違いと使い分け

「以上」と「以下」、「未満」と「超える」の違いについて、ご紹介いたします。

以上(いじょう)とは、ある基準よりも上であることで、
以下(いか)とは、ある基準よりも下のことで、
基準となる数量を含みます。

未満(みまん)とは、「いまだ満たず」の意味で、
基準となる数量を含まず、それより少ない数のことです。

例えば、18歳以上は18歳を含み、
18歳未満は18歳を含まず、17歳以下を意味します。

数学では、基準となる数量を含まない場合、
以上の代わりに「より大きい」、「超える(こえる)」
以下の代わりに「より小さい」、「未満(みまん)」と表現します。

しかし、数学ではない他の場面では、
以下の意味は「~より下」であり、
「~を含んで下」ではなく、基準を含まない「以下」もあります。

例えば、「彼の能力は小学生以下」という場合、
「小学生と同程度かそれより下の能力」ではなく、
「小学生ほどの能力もない」という意味で使われます。
また、「以上」も同じ様に「想像以上」という場合、
「想像していたものを越えている」という意味となり、
想像という基準を含んではいません。

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