チョコレートの漢字は?
バレンタイン商戦に欠かせないチョコレートですが、
日本では、明治の頃にチョコレートが販売されるようになりました。
その頃チョコレートは、カタカナではなくいくつかの漢字で表記されていました。
猪口令糖
貯古齢糖
知古辣
千代古令糖
査古律(楂古聿)
血汚齢糖、などたくさんあります。
当時、日本には牛乳を飲む習慣がほとんどなかったため
チョコレートには牛の血が入っているなどデマをいう人もいたとか。
ちなみにチョコレートの原料のカカオは、「加加阿」です。
「新型肺炎のしゅうそく宣言」
この場合の「しゅうそく」は「終息」「収束」「集束」?
「終息」とは
読み方:しゅうそく
意味:ある状態が落ち着き終わること。完全に終わること。
使い方:戦争が終息を迎えた
「収束」とは
読み方:しゅうそく
意味:ある状態が一定の状態へ収まること。
使い方:災害直後の混乱は収束した
「集束」とは
読み方:しゅうそく
意味:光線が一か所に集まること
使い方:集束レンズ
「終息」は、完全に終わること、終結するという意味であり、「収束」の様な、落ち着くという意味では使われません。
よって「完全制圧」を意味する「しゅうそく宣言」に当てはまる漢字は「終息」です。
「終息宣言」がはやく出てほしいですね。
「立春大吉日 喼急如律令」とは
読み方:りっしゅんだいきちじつ きゅうきゅうにょりつりょう
「立春大吉」とは、
季節の変わり目に邪気を追い払い無病息災の意味で使われます。
「立春大吉」が左右対称の文字なので、裏から見ても同じに見えます。
そのため、節分では玄関にこれを書いたお札が貼ってあると、鬼が家に入っても、振り返った時また「立春大吉」というお札を目にし「この家にはまだ入っていない」と勘違いをして逆に出ていく。
つまり鬼が入ってこないということから、厄除けの意味として使われているのです。
「喼急如律令」とは
中国の漢時代に公文書の末尾に記される言葉で、
意味は「急いで律令のごとく行え」です。
陰陽師や祈祷師が、悪霊退散などの呪文の最後に用いました。
つまり「立春大吉日 喼急如律令」とは
「季節の変わり目、一年の始まりのめでたい日の立春、厄災は立ち去り、願いが早急にかないますように」という意味なのです。
「立春大吉」のお札は神社でいただいたり、自分で書いて貼るのも良いそうですので、是非取り入れてみるのもいいですね。では、2020年の立春はいつ?
「節分」と「豆まき」の由来についてご紹介いたします。
節分は、立春の前日。
意味は「季節の分かれ目」です。
季節の分かれ目は邪気が入りやすいとされ、
その邪気を払う儀式として「豆まき」が昔から行われてきました。
ではなぜ豆をまくのか?
古来より日本では穀物には「邪気を払う力」があるとされてきました。
諸説ありますが、大豆を鬼の目に投げつけ、鬼を退治した説。
「魔目(魔の目)」に豆を投げつけ「魔滅(魔を滅する)」に通じるなど。
また、豆まきは「炒った豆」で行います。
生の豆では、芽が出て縁起が悪く、「炒る」は「射る」に通じるともいわれているためです。
地域によっては大豆ではなく、落花生をまくところもあるそうです。あなたの周りはどちらでしょうか?
旧正月・春節・立春の意味と違いについて
「旧正月」とは旧暦(太陰太陽暦)のお正月(1月1日)のことです。
日本では現在、新暦(グレゴリオ暦)が採用されていますが、明治の改暦までは旧暦が用いられていました。
太陰太陽暦とは、月の満ち欠けと太陽の動きを入れた暦です。
「春節(しゅんせつ)」とは、中国での旧正月のことで、
旧暦1月1日に始まり15日間続く祭りのこと。
ちなみに2020年は1月25日が一日目となります。
月の満ち欠けにより変わるため、毎年同じ日付ではありません。その年のカレンダーで確認しましょう。
では「立春」は?
「立春(りっしゅん)」とは
二十四節気の一つであり、旧暦ではこの日が1一年の始まりとされ、暦のうえでは春になります。
二十四節気は、太陽の動きをもとに24等分したもので、古代中国で考案されました。2020年は2月4日が立春です。
つまり月の動きを基準にした「旧正月」と「春節」は同じ意味ですが、太陽の動きをもとにした二十四節気の「立春」は別物ということです。
では「立春」以外の二十四節気の意味と由来は?
拡張・拡大・拡充の違いとはなんでしょうか?
拡張(かくちょう)とは
意味:規模や範囲を広げおおきくすること
使い方、例文:「道路を拡張する」
拡大(かくだい)とは
意味:広げて大きくすること
使い方、例文:「写真を拡大する」「業務拡大」
拡充(かくじゅう)とは
意味:設備や組織を広げ充実させること
使い方、例文:「仮設住居の設備を拡充する」「人員拡充」
「拡張」「拡大」は、どちらも、広げて大きくすることをいい、「拡張」は付け加えて大きくする意味でも使われ、「拡大」は、拡大写真のように、そのものを大きくする意味で使われます。
では、「創業、創立、設立」の違いは何でしょうか?
崩落・崩壊・倒壊の違いと意味、使い分けについてご紹介いたします。
「崩落(ほうらく)」とは
意味:崩れ落ちること。相場が急激に下がること。
使い方、例文:「斜面が崩落した」「「株価が崩落する」
「崩壊(ほうかい)」とは
意味:崩れてしまうこと。放射性原子核が放射線を出し他の種類の原子に変化する現象。
使い方、例文:「建物が崩壊する」「ゲシュタルト崩壊」「家庭が崩壊する」
「倒壊(とうかい)」とは
意味:建物が倒れ壊れること
使い方、例文:「倒壊家屋」「地震でビルが倒壊した」
「崩落」は高いところにあるものが急激に落ちて崩れることをいいます。
「崩壊」と「倒壊」は形があったものが壊れて崩れることをいいますが、「倒壊」は建物など建造物以外にも使うことができる言葉です。
では「氾濫」「冠水」「浸水」「越水」の違いはなんでしょうか?