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要請・要望・要求・依頼の意味と違い

「要請・要望・要求」はどれも「要」がつき、「」は「かなめ」と読み「最も大切な部分、なくてはならないもの」という意味です。この「要請・要望・要求」の違いについてご紹介します。

要請」とは
読み方:ようせい
意味:願い出て求める。強く必要とする。
学問の意味は「認識、理論の成立の前提として必要とするもの」
要請の「請」は「頼む、願う」という意味
使い方・例文:「会長の辞任を要請する」「応援を要請する」

要望」とは
読み方:ようぼう
意味:強く求め、望むこと。
要望の「望」は願う、望むという意味
使い方・例文:「お客様のご要望にお応えします。」

要請と要望の違いは?
求める強さが「要請」の方が大きく
法律的な意味を含む場合もあります。

要求」とは
読み方:ようきゅう
意味:強く求めること。必要であること。
当然の権利として強く求めること
使い方・例文:「払い戻しを要求する」

要請と要求の違いは?
「要請」は相手に承認や確認が必要な場面で使われ、「要求」は一方的に相手に求める場合に使います。

「要請・要望・要求」に似た意味の「依頼」についてもご紹介します。

依頼」とは
読み方:いらい
意味:用件を人に頼むこと。他人を頼ること。
使い方・例文:「仕事を依頼する」

要請と依頼の違いは?
「要請」は必要な事に関して願い求め、特定の人や条件に対して使い、「依頼」はあることをしてもらえるよう誰かを頼るときに使います。

では、推進、促進、進展の違いは?

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使い分け

「曲尺・矩尺」の読み方と「さしがね」の意味・由来

曲尺」読み方:かねじゃく、きょくしゃく

意味:大工さんが使う直角に曲がったL字形の金属製のものさし矩尺(かねじゃく)」とも書きます。別名を指金差金指矩(さしがね)」ともいいます。

「曲尺(かねじゃく)」は熟字訓の読み方で、「曲」だけでは「かね」とは読めません。
「昨日(きのう)、明日(あす、あした)、一日(ついたち)、七夕(たなばた)」なども熟字訓の読み方です。

ちなみに、陰から人をそそのかす、操る意味の「さしがね」の由来は?

大工職で使う「差金」のことではありません。
人形浄瑠璃や、歌舞伎で使われる芝居の小道具が由来といわれています。

では、「代替」は何と読むでしょうか?

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使い分け

「定規・物差し(ものさし)・線引き」の違い

直線定規、三角定規、T字型定規、雲形定規など「定規」とつくものはたくさんありますが「物差し」とつくものは…竹製ものさし、ステンレス製など素材名が浮かびます。
「定規」と「物差し」どう違うのでしょうか?

「定規」とは定木」ともいい、
直線や曲線などの線を引いたり、カットする時のガイドにする道具です。そのうち数種のものは、寸法を測るための目盛がついて長さを測る用途も合わせています。

「物差し」とは物の長さを測る道具です。

つまり、線を引くための道具は「定規」
長さを測るための道具は「物差し」
「定規」と「物差し」は機能が違うのです。

では「歳と才、齢と令」の違いは?

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動物

「甘藍」「花椰菜」の読み方と意味・由来

甘藍」とは
読み方:かんらん
意味:キャベツの和名
由来:江戸時代、日本に輸入されたキャベツ。
その頃は食用ではなく鑑賞用で葉牡丹の様な姿だったとか。
そのため「葉牡丹」という意味の中国語の「甘藍(かんらん)」が当てられたそうです。

明治のはじめに日本でも栽培されるようになったキャベツは
玉菜(たまな)」とも呼ばれるようになりました。
「玉菜」の由来は、結球する性質から。
ちなみにカタカナの「キャベツ」は英語の「cabbage(キャビッジ)」が由来です。

花椰菜」とは
読み方:「はなやさい」
意味:カリフラワーの和名
カリフラワーは他にも「花キャベツ」「花甘藍」ともいいます。
カリフラワーはキャベツの仲間なので、花のようなキャベツということで「甘藍」が使われたのでしょうね。

では、「牛酪」「人造牛酪」とはなんでしょうか?

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植物

「辛夷」「蒲公英」読み方・由来と漢方の関係

辛夷とは
読み方:こぶし
由来:花のつぼみを乾燥させた漢方の名前「辛夷(しんい)」を当てたため。

花は3月4月に咲くコブシですが、
樹木の「コブシ」と蕾の「シンイ」どちらも同じ「辛夷」なんですね。

蒲公英とは
読み方:たんぽぽ
由来:開花前に乾燥させた漢方を「蒲公英(ほこうえい)」と呼んでいることから。

コブシもタンポポも、春を彩る季節の花・植物ですが
元は漢方の名前で、中国名を日本語に当てたものなんですね。

では「香り・薫り・馨り」の違いは何でしょうか?

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動物

「翻車魚・浮木・曼波魚」ってなに?読み方と由来

海や魚のつく名前はたくさんありますが、
「翻車魚・浮木・曼波魚」から何を想像しますか?
今回はこの二つについてご紹介します。

翻車魚
読み方:マンボウ
別名:「浮木(うきぎ)」
ちなみに漢字文化圏では「曼波魚」とも表記されます。

由来:諸説ありますが、体が丸いため「円坊鮫(まんばうざめ)」からきているという説。方形(四角形)という意味の「満方」かからきているという説など。

「浮木(うきぎ)」の由来:水面に体を横にして浮かぶ様子(体についた寄生虫を太陽にあてて滅菌するためともいわれる行動)から。

マンボウは泳ぎはあまり上手ではなく、皮膚が弱いデリケートなお魚で飼育も大変だとか。そのため角をなくすなど工夫されたマンボウ専用の水槽で飼育されています。
水族館でマンボウを見る機会があったら、漢字も思い出してみるとまた違う姿に見えるかもしれませんね。
ちなみにマンボウは食用としても美味らしいですが、鮮度がすぐ落ちるためなかなか流通しないお魚だそうです。

では「海星・海盤車」は何でしょうか?

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自然

「雨水」と雛人形の関係と意味

雨水」とは

読み方:うすい
雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味。
二十四節気の一つ「立春」の次の期間で、「啓蟄」の前まで。
農作業の準備をはじめる目安とされました。

2020年の「雨水」はいつ?
2月19日です。

「雨水」と「雛人形」の関係は?
雛人形を出す日として、「雨水」は縁起がいい(良縁に恵まれる)とされます

その理由は?
諸説あるのですが、昔、「雨水」が水に関する行事で、奇数が重なる縁起が良い日とさりていました。
しかし、凶にも転じやすいため、厄を人形に移し川に流していたのです。
そこから、雨水に雛人形を飾るのが良いといわれます。

ほかにもあります「立春」「春分」「夏至」「立秋」「秋分」「冬至」など

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名字(苗字)

「牛抱・猪口志・喜虎」動物の漢字がつく珍しい名字(苗字)名前の読み方

動物の漢字がつく名字(苗字)名前は多くはないのですが、人と関わりの深い動物、家畜などは使われるようです。今回は「」「」「」がつく名字をご紹介します。

牛抱:読み方「うしだき」 岩手県、千葉県、北海道に多い。
牛抱」の由来:道を塞いでいた牛を抱え、どかしたことから

猪口志」:読み方「ちょくし] 熊本県に多い。

喜虎」:読み方「きとら」 愛媛県に多い。
「喜虎」の「喜」は「木虎」の異形ともいわれています。

ちなみに奈良県明日香村に存在する「キトラ古墳」は「亀虎古墳」と書きます。

では、日本で一番長い名字は何でしょうか?

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名字(苗字)

「兎耳山・射鹿・狐鼻」動物の漢字がつく珍しい名字(苗字)名前の読み方

動物の漢字がつく名字(苗字)は珍しものが多いですが
今回は「」と「鹿」と「」のつく名字をご紹介します。

「兎耳山」「射鹿」「狐鼻」は何と読むでしょうか?

兎耳山」:読み方「とみやま」福岡県、佐賀県、茨城県

狐鼻」:読み方「きくねばな、きつねはな」岩手県

射鹿」:読み方「いるか」東京都、京都府、福井県
海で泳ぐイルカは漢字で「海豚」ですが、
こちらの「いるか」さんの由来は「射た」「鹿」からだとか。

ちなみに、名字でなく読み方も違いますが、神に捧げる鹿を射るという神事に由来した「御射鹿池(みしゃかいけ)」が長野県にあります。

その他の珍しい名字は

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名字(苗字)

動物の漢字がつく苗字(名字)兎子尾・豚座・犬馬場の読み方

動物の漢字がつく名字(苗字)は、珍しいものが多く、植物の漢字がつく名字(苗字)に比べると少ないのですが、今回はそのうちの3つをご紹介します。

「兎子尾」「豚座」「犬馬場」は何と読むでしょうか?

兎子尾」:読み方「としお」香川県に多い。

豚座」:読み方「いのこざ」兵庫県、京都府、静岡県に多い

犬馬場」:読み方「いぬばば」兵庫県、京都府、静岡県に多い

ちなみに「豚」がつく名字(苗字)は「豚座」の一つしかなく、「兎」「犬」がつく名字は他にもあります。それはまた違う機会にご紹介します。

では、漢数字の名前「七五三」は何と読むでしょうか?

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