世界三大果実の一つ「マンゴー」を漢字にすると?
他にも、菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)、菴没羅(あんもら)ともいいます。
芒果は、マレー語のmanggaを音写したもの。
菴羅・奄羅・菴摩羅・菴没羅は、サンスクリット語のāmra(アームラ)の音写です。
マンゴーは仏教でも関係深く「聖なる木」言われています。
南国のフルーツ「マンゴー」が仏教と深く関わっているとは、ちょっと意外ですね。
では、アボカドを漢字にすると?
「対応」と「応対」は同じ漢字を入れ替えただけですが、その意味は異なります。
「対応」とは
読み方:たいおう
意味:周囲の状況に合わせ行動すること
使い方・例文:「クレームの対応をする」
「インターネット申請の対応が間に合わない」
「応対」とは
読み方:おうたい
意味:相手の話に受け答えすること
使い方・例文:「電話応対の向上のため」
「愛想が良く応対が素晴らしい」
「対応」と「応対」の違いとは?
「対応」は、対象は人やものに対して用いますが
「応対」は、対象が人のみということです。
「電話対応」と「電話応対」の違いは?
「電話応対」はよく耳にしますが、これは電話での受け答えという意味で使われます。
「電話対応」の場合は、電話口を通して相手の要求や要件をきき、その要求や要件に対処するという意味で使われます。
煮海鼠・海参・煎海鼠・熬海鼠はどれも同じ読み方をします。
さて何と読むでしょうか
読み方:いりこ
意味:なまこを煮て干したもの、干しナマコのこと
ナマコは、漢字で「海鼠」と書きます
英語では「sea cucumber」
古くは、ナマコを「海鼠(こ)」と称し、
「生海鼠(なまこ)」…生のナマコ
「海鼠の腸(このわた)」…腸のこと
「海鼠の子(このこ)」…卵巣を乾かしたもののことを言います。
ナマコの栄養価はとても高く、強精の薬効が朝鮮人参に匹敵するとされています。
中国では「海参(ハイシェン)」…海の人参という意味で、漢方薬に用いられています。
「いりこ」といえば
「炒り子」「熬子」という漢字もあります。
こちらは、カタクチイワシなどの煮干しの呼称で、主に西日本で使われています。
「味」と「風味」の違いは何でしょう?
味とは
甘味、酸味、塩味、苦味、うま味など舌で感じる味覚のこと
そのものが持っている趣のこと
風味とは
食べ物、飲み物の香りや味わいのこと
本物に似せた味や雰囲気を作り出したもの
風味は味だけでなく香り(嗅覚)と、視覚によって感じるものと言えます。
ちなみに、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の「五味」は
「基本味」「五原味」とも言われて、「うま味」は日本の池田菊苗が発見したものです。
漢字辞典などで、表記欄に「×」がついた漢字を目にしたことはないでしょうか。多くは「表外字」を示していることが多いのですが、今回はこの「×」記号のついた「表外字」につてご紹介します。
「表外字」とは
常用漢字表に記載されていない文字のこと。
「表外漢字」「外字」ともいいます。
漢字辞典などでは、表記欄に「×」がついている場合が多いです。
ちなみに常用漢字表は漢字だけでなく、読み方も記載されています。
「表外読み」とは
常用漢字表にない読み方のこと。
例:「米」
読み方「こめ、べい」・・・常用漢字表にあります。
「よね」・・・表外読みです。
例:「山」
読み方:「やま、さん」・・・常用漢字表にあります。
「せん」・・・表外読みです。
新型コロナウイルスの影響で、巣ごもり状態になってから
巣ごもり消費、巣ごもり需要、巣ごもり商品など様々な言葉が続いています。
その中には、あまり歓迎できない言葉も出てきました。
それが、「巣ごもり騒音」です
自粛自粛で、外出も思うようにできないストレスを
多くの人が感じているところ。
今までは気にもしなかった音が気になってくる
音から逃れられない状態です。
例えば、
テレワークで会議をしている話し声、
廊下を走る子供たちの足音、
ペットの鳴き声など。
緊急事態宣言が解除されたとしても
外出自粛や、新しい生活様式として
在宅で仕事をするスタイルが広まる未来、
これらの問題も解消されているといいですね。
ちなみに、騒音とは
人が一般的に不快、好ましくない音を指します。
不快な音と受け取るのも、そう受け取らないのも、
人によって幅があるものです。
心のゆとりと、人間関係が大きく影響しそうですね。