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使い分け

「黄昏時」の反対は?読み方・意味・語源

黄昏時」とは?

読み方:たそがれどき

意味:夕暮れ時のこと

由来・語源:
日が暮れ薄暗くなって相手の顔がはっきり見えず
「誰ぞ彼(たれぞかれ)」(「あなたは誰ですか?」という意味)と聞く時間帯
「誰そ彼」が転じで「黄昏(たそがれ)」になったといわれています。

では、明け方はなんというでしょうか?

答え・・・

「かわたれ時」です。

由来・語源:
人の顔がはっきり見えない時間は「黄昏時」と同じですが、明け方の頃をいい
「彼は誰ぞ(かわたれぞ)」が転じ「かわたれ」、「かわたれ時」となったととか。

元は「黄昏時」「かわたれ時」どちらも、夕暮れ時と明け方に使える表現でしたが、現在は夕暮れ時、明け方と使い分けられることが多いようです。

ちなみに映画「君の名は。」で、「かたわれどき」という言葉が出てきます。
こちらは黄昏時の頃を表現した言葉で、「かわたれ時」に似ていますが意味は異なります。

では、「未明」「明け方」「深夜」の違いは?

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名字(苗字)

珍しい名字「波々伯部は何と読むでしょうか?由来

珍しい四文字の苗字「波々伯部」は何と読むでしょうか?

答え・・・

「ほうかべ」です。
「ほほかべ、ほおかべ、ははかべ」とも読みます。

「波々伯部」の由来・語源:
もともとは「ははか」という木を管理する人を「ははかべ」といい、それに漢字を当て「ほうかべ」と音が変化したという。
「ははか」とは古代の「亀卜」という占いに使用する木です。
「部」は古代の職業の意味です。
現在の兵庫県篠山市に丹波国多紀郡波々伯部保という地名があり、波々伯部神社もあります。

では四文字の珍しい名字「七五三木」さんは何と読むでしょう?

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苗字

珍しい苗字「直下」の読み方・由来

珍しい名字の「直下」さんは何と読むでしょうか?

答え・・・

「そそり」さんです。

「直下(そそり)」の由来・語源:

昔、今でいう石川県加賀市ににあった地名からという説、
崖がそそり立っている場所の真下という意味からという説などあります。

「直下」は「なおした」とも読みます。

では、珍しい苗字「十七夜月」は何と読むでしょう?

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名字(苗字)

珍しい苗字「月見里」の読み方は?由来

珍しい名字の「月見里」さんは何と読むでしょうか?

答え・・・

「やまなし」さんです

「月見里」の由来・語源:
現在の様に高層ビルなどがない時代、月が見える場所といえば周囲に高い山や丘がない場所です。
つまり、山がない場所「やまなし」
さらに「やまなし」とは、月が綺麗に見える場所につけられた地名でもあり、「山梨」の古名とも言われているとか。

では「月見里県星見里市」は?県?市?
「月見里」は山梨県、「星見里」市は?

答え・・・「ほくと」市(北杜市)です。

美しい星空を望むことができる地として、北杜市が「星見里(ほくと)」と表現しているそうです。満天の星空を見に行ってみたいですね。

地名の「大字」「字」はどういう意味でしょうか?

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植物

「鬼灯・鬼燈・酸漿」の読み方は?由来

鬼灯」「鬼燈」「酸漿」は同じ読み方をします。さて何と読むでしょうか?

答え・・・


「ほおずき」です。

「鬼灯、鬼燈、酸漿」は日本ではお盆の頃に飾られ、
袋状の赤いガクに包まれた実をつけるナス科植物です。

ほおずきの由来・語源:
赤い袋状の実をに例えた説。
実を口に含み鳴らす遊びをする子供が頬を突き合わせる様子の「頬突き」説。
お盆に飾る小さな文月提灯に似ていることから「文月」が転じたという説。
ホホというカメムシの仲間がよく付くためなど多々あります。

「鬼灯」の由来:祖先がお盆に帰ってくるときの目印、提灯の代わりに飾られたことから。
「酸漿」の由来:根は「酸漿根(さんしょうこん)」という生薬になり、その名前から。

ホオズキの別名:輝血」、「赤輝血」、「赤加賀智」、「酸漿(ぬかずき)」
英語では「Chinese lantern plant」です。

英語と日本語の「鬼灯」「鬼燈」は似た表現ですね。

では、「たんぽぽ」を漢字で表すと何でしょうか?

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使い分け

「贈る」と「送る」の違いは?祝電・弔電

贈る」と「送る」は「おくる」と読みますが、
その違いはなんでしょか?

「贈る」とは・・・

使い方・例文:「記念品を贈る」「はなむけの言葉を贈る」など
感謝や祝福など気持を表すために、物や言葉を相手へ渡す場合に使います。

「送る」とは・・・

使い方・例文:「荷物を送る」「車で送る」「メールを送る」など
物や人を移動させること、人に何かを伝える、届ける場合に使います。

つまり、二つの違いを簡単にいえば「『気持ち』があるか、ないか」です。

ちなみに卒業式や結婚式の「贈る言葉」は、お祝いの気持ち、はなむけの言葉という意味ですが「電報」の場合は?

祝電を送る」「弔電を送る」も使いますが、「祝電」は「祝電の贈り物」という表現もあります。

しかし弔電の場合は注意が必要です。
「弔電」はお悔みの気持ちを伝えるものなので
「弔電」は「弔電を打つ」「弔電をたむける」を使います。

では「真っ只中・真っ直中・真っただ中」の違いとは?

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名字(苗字)

珍しい名字「鼈宮谷」読み方・由来

珍しい苗字「鼈宮谷」さん、「」はなかなか難しい漢字ですが、さて何と読むでしょうか?

答え・・・

「べっくや」さんです。

千葉県、石川県にみられるお名前
由来・語源:諸説あるそうで、鼈宮屋という屋号から、
石川県にあったという「鼈宮」という地名からなど。

ちなみに鼈宮谷の「鼈」は「鼈甲」の「べつ」とも読み、
「すっぽん」とも読みます。
そして「鼈」さんというお名前もあるそうで、読み方は・・・

「かめ」さんです。

では、珍しい苗字「豚座」の読み方は?

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名字(苗字)

珍しい苗字「一番合戦」読み方・由来

数字を含む珍しい名字をご紹介します。
一番合戦」さん。何と読むでしょうか?

答え・・・

「いちまかせ」さんです。
他にも「いちばんがっせ、いちばんがっせん、いちばんがせ、いちばんかせ、いちばかせ、いまかい」とも読みます。

由来:佐賀県にみられる名字で、その由来は諸説あります。
一番ケ瀬」という地名を縁起を担いだ異形説
川の瀬が曲がったところの意味の「一曲瀬」が元という説
後鳥羽上皇がこの地で賊に襲われ一番合戦があったためなど。

ちなみに「一番ケ瀬」も佐賀県にみられる珍しい苗字の一つです。
「いちばんがせ、いちばんかせ、いちばがせ」など。

では、珍しい名字「人首」さんの読み方は?

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名字(苗字)

珍しい苗字「五百籏頭」読み方・由来・意味

数字を含む珍しい名字をご紹介します。
五百旗頭」さん。何と読むでしょうか?

答え・・・

「いおきべ」さんです。
他にも「いおきと、いおりべ、いほきべ」とも読みます。

由来:第12代景行天皇の皇子「五百城入彦」の御名代部から。
御名代部(みなしろ)とは、貴族に仕える私有民のこと。
職業の一種が名前の由来なんですね。

では、「五百蔵」の読み方は?

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使い分け 数字

入道雲の数え方は?虹の数え方・由来

空に浮かぶ雲は、様々な形をしていますが、その形によって数え方が異なります。
今回は、雲の数え方についてご紹介します。

青い空に浮かぶ雲:
「1つ、2つ」、「1片(いっぺん)、2片(にへん)」

まとまった大きな雲:
「1(ひとかたまり)、2塊(ふたかたまり)」、
1朶(いちだ)、2朶(にだ)」
「朶」は花の重みなどで木の枝が垂れ下がった様子を表し
まとまった雲を例えた数え方

飛行機雲、筋雲の様な細長い形の雲:
「1本」「1筋」「1条」
「条」は中国で細長いものを数える数え方が由来。

空に広がったウロコ雲:「一面」

快晴の空にわずかに浮かぶ雲:
一抹」「一点」

入道雲:「1
「座」は山の数え方と同じで、入道雲を高い山に見立てたため。

ちなみに虹の数え方は?
「本」、「筋」、「1橋(いっきょう)」です。
「橋」は空にかかる橋に例えた表現ですね。

では、タンスの数え方は?