「濃やか」と「細やか」は同じ読み方です。
何と読むでしょうか?
答え・・・
「こまやか」です。
意味:細々(こまごま)としている様子、心がこもった様子、色が濃い様子
使い方・例文:「緑濃やかな松」「細やかな模様」
「濃やか」は常用外(表外文字)なので、「細やか」や「こまやか」が新聞などでは使われます。
英語では「delicate」など
「細やか」の他の読み方:「ささやか」
意味:控えめな様子、粗末な様子
使い方・例文:「細やかなパーティ」「余生は細やかに暮らす」
「雨虎」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「あめふらし」です。
意味:海に生息する無楯類に属する軟体動物の総称
見た目はナメクジに似ていて、頭部に二本の突起があります。
近縁にウミウシやクリオネがいます。
ちなみにウミウシは、別の種類ですがウミウシをアメフラシという地域もあります。
アメフラシは、「雨虎」以外に「雨降らし」「雨降」の漢字表記もあります。
「雨降らし、雨降」の由来:海水の中で刺激すると紫色の液をだし、それが雨雲のように広がって見えることから。
他に雨が降ると岩場に集まるという説も。
「雨虎」の由来は不明。
英語では「Sea hare(海のウサギ)」中国語では「海兎」です。
どちらもうさぎの耳に見立てたことから付いた名前ですね。
「打つ・討つ・撃つ」はどれも「うつ」と読みますが、それらの違いと意味、使い方をご紹介します。
「打つ」とは
意味:たたく、衝撃を与えること
使い方・例文:「そばを打つ」「頭を強く打つ」
英語:「hit」「knock」「rap」「strike」など
「討つ」とは
意味:攻撃する、相手を傷つける滅ぼす(殺す)
使い方・例文:「敵を討つ」「仇討ち」
英語:「attack」「get even」など
「撃つ」とは
意味:弾丸や矢を発射する、攻撃する
使い方・例文:「拳銃を撃つ」「迎え撃つ」
英語:「attack」「blast」 「shoot」など
簡単にまとめると「打つ」は広く用いられ、「討つ」は古風な日本的表現、「撃つ」は何か武器を使って攻撃するという意味。
小計、合計、総計、累計は身近なところで目にしますが
その違いは何でしょうか?
「小計」とは?
意味:一部について合算した数値
英語:「subtotal」
使い方・例文:
「輸送にかかわる費用の小計」
「小計は税抜き価格です」
「合計」とは?
意味:二つ以上の数値を計算した数値、小計同士を合算した数値
英語:「total」
使い方・例文:
「運動会では全種目の合計点数で勝敗が決まる」
「お土産代は合計1000円まで」
「総計」とは?
意味:全体を計算したその結果
英語:「grand total」
使い方・例文:
「2か月の宿泊者総計」
「総計予算」
「累計」とは?
意味:小計を順番に加え合計を出すこと
英:「cumulative total」
使い方・例文:
「今年度の売上累計」
「シリーズ累計500万部突破」
数値の大きさ順は「小計< 合計 < 総計」となります。
また「累計」は合計と似ていますが、単なる合算した数値の「合計」と異なり途中経過の数値(これまでの累積)を表します。
「不変・普遍・不偏」はどれも「ふへん」と読みますが、それらの違いと意味、使い方をご紹介します。
「不変」とは
意味:変わらないこと。
使い方・例文:「不変の真理」
英語では「constant」
「普遍」とは
意味:全体に広く行渡ること。すべてに共通、例外がないこと。
使い方・例文:「普遍的な真理」
英語では「universality」
「不偏」とは
意味:偏らないこと。公平であること。
使い方・例文:「不偏不党」
英語では「impartiality」
「G7(ジーセブン)」や「G7サミット」とは何の略でしょうか?
答え・・・
英語:「Group of Seven」
「The Conference of Ministers and Governors of the Group of Seven」
日本語:「先進7カ国首脳会議」「先進7か国財務相・中央銀行総裁会議」
参加国:日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ
ちなみに「G20(ジートゥエンティ) 」は?
G7の7か国と、EU、ロシア、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン
を加えた計20か国です。
では、EUの正式名称は?