「喜びも一入」
「寒さが一入」
「感慨も一入」という使い方の
「一入」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「ひとしお」
「一入」の意味:他よりも程度が一段と増すこと
「一入」を英語にすると「especially」「specially」など
ちなみに、料理で塩を振る時の「一塩」という言葉とは全く意味が違います。
また、江戸時代に活躍した陶工の「楽一入」は「らくいちにゅう」と読みます。
吉凶を占うといえば「おみくじ」ですが、漢字で書くと?
「御御籤」
「御神籤」
「御仏籤」です。
御御籤の語源:諸説ありますが、
「籤」はかつて棒状の「串」のようなものを使ったものが多かったためという説。
箱に入ったものを引き当てる様子の、えぐって取り出すという意味「抉る(くじる)」が転じたという説。
神仏により審判されるという考えから、審理や裁判を意味する「公事(くじ)」が転じた説。
また「御神籤」は「お神酒」の様に「み」を「神」とした当て字。
「御仏籤」はお寺のものを指すのだとか。
吉凶の順位:一般的には
大吉
吉
中吉
小吉
末吉
凶
の順ですが、御神籤は全国統一ではありません。
神社によって多少異なるため、わからなければ御神籤を引いた神社の方へ聞くのが一番ですね。
では、元日と元旦の違いは?
「寸寸に引き裂く」
「失恋で身も心も寸寸」という使い方の
「寸寸」は何と読むでしょうか?
答え・・
「ずたずた」です
「寸寸」の由来:
古くは「つだつだ」と言っていたのが「ずたずた」に変化したとされます。
「寸」は「わずか」「少し」という意味があり、尺貫法の単位でもあります。
ちなみに「一寸」は約3センチほど。「一寸」は「ちょっと」とも読みます。
英語で「ずたずた」は「shred」