「漢数字の名前の読み方」にも登場しましたが、
今回は、日付が名字の読み方をご紹介いたします。
皆さんは、どれくらいご存じでしょうか。
「元日田」と書いて、「もとひだ」
この由来は、暖かい季節になって綿入れの着物から綿を抜いていたからだとか。
「五月七日」と書いて、「つゆり」
「つゆり」は「栗花落」とも書くのですが、由来としては、栗の花が落ちるころに梅雨入りするという説や、昔話からの説などがある様です。
「六月一日、六月朔日」と書いて、「うりはり、むりはり、くさか」
「八月一日、八月朔日」と書いて、「はっさく、やふみ、ほずみ、ほそみ、ほづみ」
「はっさく」は「八朔」の読みで、「ほづみ」は稲の新穂を摘む「穂積」ことが由来だとか。
「八月一日宮」と書いて、「ほずのみや」
「八月十五日」と書いて、「あきなか」
「あきなか」の由来は、旧暦の中秋から。
さらに、そこから満月を表す「十五月」を「もちづき」と読んだりもするそうです。
「十一月二十九日」は、「つめづめ」
「十二月晦日」は、「ひづめ、ひなし」
一年の一日が名字だと、その方の誕生日と名字が同じ、という確率はどれほどでしょうね。
また漢数字の名前の読み方をご紹介する予定です。
お楽しみに。