秋にかけて、産卵の準備に戻ってくる鰹(戻りかつお)は
冬にかけて皮と身の間に脂をのせ、美味しさを増します。
その鰹の食べ方といえば・・・鰹のタタキがあります。
この「タタキ」を漢字にすると?
「敲き、叩き」
意味はたたくことです
では、鰹のタタキは、たたいているのか?
答え・・・
叩きの由来:鰹に塩を振り、手で押さえるように叩くことから。
貴重な調味料を節約するためだったとか。
ちなみに鯵(アジ)の叩きは、薬味と身を包丁で叩くことから。
また、「タタキ=炙り」ということではなく、
炙る理由は、硬い皮を柔らかくする、生臭さをとる目的があり、
さらに身と皮の間の脂も味わうことができるメリットもあるとか。