様々なフルーツが店頭に並んでいますが、特に秋になると種類が豊になりますね。
でもそのフルーツ、果物は、カタカナで表記されているものがほとんど。
普段目にするフルーツを漢字表記したらどうなるのか、今回は果物の名前についてご紹介いたします。
先ずはアボカド⇒鰐梨(わになし)
和名を鰐梨(わになし)といい、その表皮が鰐の皮に似ていることが由来とされているとか。
カシス⇒黒酸塊(くろすぐり)
和名を黒酸塊(くろすぐり)といい、「カシス」は仏名。
オレンジ⇒甘橙(あまだいだい)
果実を表す「橙」が、甘い果実の意味で「甘橙」と呼ばれるようになったのですね。
パイナップル⇒凰梨(ほうり)
和名を凰梨(ほうり)といい、パイナップルは英語で、形がpine(松ぼっくり)で、味はapple(林檎)が由来らしいのですが、中国語の漢字で日本に入り、今に至るとか。
キウイ⇒彌猴桃(びこうとう)、鬼木天蓼(おにまたたび)、支那猿梨(しなさるなし)
キウイは、もとは中国原産の果樹で、ニュージーランドに持ち込まれ改良されたものだとか。「彌猴」はアカゲザルを指し、猿が好んで食べる果実だったことに由来しているとか。
フルーツの和名は、馴染みがないものも、由来を知ると納得ですね。