日本には川はどれくらいあるのでしょう?
その数 35,474本(平成30年現在)
内訳:一級河川 14,066本
二級河川 7,081本
準用河川 14,327本
川というと、河川法上の「一級河川」「二級河川」のほか、市町村長が指定した「準用河川」を指します。それ以外にも「普通河川」もありますが、河川法上は含みません。
では、日本で一番長い川はどこでしょうか?
長野県から新潟県の日本海へ注ぐ信濃川(しなのがわ)全長367キロメートルです。
上流の長野県では千曲川(ちくまがわ)と呼ばれており、犀川(さいがわ)と合流し、県境で信濃川と名を変えます。千曲川の区間は全長 214キロメートルと、実は信濃川よりも長いのです。ただし河川法上、千曲川を含めた信濃川水系の本流を信濃川と規定しているため、信濃川が最長の川とされます。
ちなみに日本で一番短い川はこでしょう?
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(わかやまけんひがしむろぐんなちかつうらちょう)を流れる「ぶつぶつ川」全長13.5メートルです。
その名の由来は、空気の泡がぶつぶつと出てくる様子からだとか。水源は湧き水だそうですが、なかなか面白いネーミングですね。