雪、雹(ひょう)、霰(あられ)、霙(みぞれ)とは、天気の種類ですがその違いは何でしょう?
雪とは、空気中の水蒸気が凍った氷の結晶で、空から落ちてくる天気のことです。
雹(ひょう)とは、積乱雲から降る直径5mm以上の氷粒
霰(あられ)とは、積乱雲から降る直径5mm未満の氷粒、
雪の周りに水滴がついたもので白色不透明の「雪あられ」と
白色半透明、不透明の氷の粒の「氷あられ」に分けられます。
雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは、大きさの違いだけです。
また、雹(ひょう)が降ることを「降雹(こうひょう)」と表現します。
霙(みぞれ)とは、雪と雨が混じったものです。
しかしみぞれを予報することは難しく、天気予報では「雨または雪」、「雪または雨」と表現するそうです。
ちなみに、「氷雨(ひさめ)」という言葉があります。空から降ってくる氷の粒、冬季に降る冷たい雨のことですが、気象学的には定義がないそうです。
しかし俳句で使われる場合は、夏の季語とされるそうです。