通知、通達、通告、告知の違い、使い分けをご紹介いたします。
「通知(つうち)」必要な物事を関係者に知らせること。
基本的に強制力はなく、前もって知らせる意味。
使い方:結婚披露式の通知、合格の通知
「通達(つうたつ)」上の立場の者から、下の立場の者に出す命令。
基本的に従わなくてはならない、強制力のあるお知らせという意味。
使い方:人事通達
「通告(つうこく)」特定の相手に文書などで公的に知らせる場合にいう、「通知」より一方的、命令的意味合いが強い。
使い方:納税期限の通告
「告知(こくち)」一定の意思、または事実を通知すること、教えること。「通告」が文書で知らせることに対し、「告知」は告げて知らせる。
使い方:癌(がん)の告知
いかがだったでしょうか。
並べてみると、言葉の違いや使い方、意味がはっきりしますね。