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ことば 使い分け

立ち往生とは?意味・由来・渋滞との違い

ニュースなどで「立ち往生」や「渋滞」という言葉をめにしますが、それらの違いはなんでしょうか?今回は違いと、立ち往生の由来についてもご紹介します。

立ち往生とは

読み方:たちおうじょう

意味:立ったままの姿勢で死ぬこと。行き詰まり処置のしようもなく、動きがとれない状態になること。

使い方・例文:「電車が何時間も立ち往生」「積雪の影響で立ち往生」

語源・由来:鎌倉時代の弁慶の「弁慶の立ち往生」という話が由来。
「弁慶の立ち往生」とは
源義経が、兄頼朝に追い詰められ自害を決意します。その際自害を邪魔されなように弁慶がまもりますが、多勢無勢で矢を受けながらも仁王立ちしたまま死んだという話。

類語暗礁に乗り上げる、行き詰る、絶体絶命挫折蹉跌、にっちもさっちも

英語ではgridlock

雪で立ち往生

渋滞とは

読み方:じゅうたい

意味:物事が滞り進まないこと、スムーズに流れないこと。

使い方・例文:「交通渋滞

類語停滞横ばい足踏み延滞難航

英語ではtraffic jamcongestion

交通渋滞

「立ち往生」と「渋滞」の違い

立ち往生は、処置のしようがなく動くことができない、という意味ですが、渋滞は処置のしようがなくという意味はなく、動くことはできます。

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