十分に満足することや、才能に優れその道につうじている「堪能」は、「たんのう」と言っていますが実は本来の読み方ではありません。
本来の読み方は「かんのう」と読みます。
堪能(かんのう)の語源は、仏教用語、耐え忍ぶ能力という意味、「堪」は「かん」と読みます。
英語では「proficient」「patience」
堪能(たんのう)の語源は、満足する意味の「足んぬ(たんぬ)」が変化した語、「堪能」は当て字で使われようになりました。
英語では「satisfaction」
これが「堪能(かんのう)」と混同され、仏教語由来の「堪能(かんのう)」も「たんのう」と読むようになったといわれています(慣用読み)。
「堪能」は「かんのう」と「たんのう」で本来は少し意味が違いますが、
現在は慣用読みの「たんのう」が一般的ですね。
では他の慣用読みについて「消耗」の本来の読み方は「しょうもう」ではない?