春爛漫、暖かな日差しに包まれて、色とりどりの花々が満開になり自然が生き生きと蘇る季節、「春」を表す四字熟語は数多くあります。その中でも今回は「春」が最後につく四字熟語をご紹介します。
読み方
:こぼくほうしゅん
意味
:困難な状況でも、いつかは好転する希望や、辛く苦しい状況から抜け出すことのたとえ
英語
では、「to revive」や「to come back to life」
例文
:「枯れていた花壇に水をやったら、枯木逢春したかのように色鮮やかな花が咲いた。」
「彼女は長年の病気から回復し、枯木逢春したように元気になった。」
「彼は会社をクビになり落ち込んでいたが、新しい仕事を見つけて枯木逢春した。」
読み方
:しゅうさんじゅうしゅん
意味
:あっという間に年月が過ぎ去り、人生の変化を感じること
英語
では「time flies」や「how time flies」
例文
:「聚散十春、彼らは再び同窓会で再会した。」
「彼女は聚散十春の思いで、旧友に手紙を書いた。」
「子供たちは聚散十春の間に大人になってしまった。」
読み方
:ちゃくしゅせいしゅん
意味
:「着手」は直接行うこと、「成春」は春を作り出す意味で、優れた腕前の医者のこと、優れた技術のこと
英語
では「a touch of healing」や「a healing touch」
例文
:「彼女は着手成春の看護師として有名だった。」
「着手成春の力を持つ人は少ない。」
「彼は着手成春で傷ついた心を癒した。」
類語
:妙手成春、起手回春
読み方
:うきゃくようしゅん
英語
では「a person who spreads benevolence everywhere he goes」 や 「a person who bestows kindness on others」
例文
:「彼は有脚陽春で、どこへ行っても人々に笑顔を届けた。」
「彼女は有脚陽春で、病院でボランティアとして患者さんに話し相手をしていた。」
「彼は有脚陽春で、自然災害に遭った地域に救援物資や支援金を送った。」
類語
:雲水行脚
春の到来は、私たちに新たな希望と活力をもたらします。何か新しいことへ挑戦したり、趣味を始めたりするのもいいですね。