ハロウィンといえば、カボチャのランタン、仮装など思い浮かべるかもしれせん。今回はハロウィンに欠かせないカボチャにちなんで、世界一のカボチャについてご紹介します。

2023年10月9日、カリフォルニア州ハーフムーンベイで開催された「第50回目Safeway World Championship Pumpkin Weigh-Off(世界カボチャ計量大会)」で、歴史が塗り替えられました。トラビス・ギンガー(Travis Gienger)さん(ミネソタ州アノカ出身)が育てた驚きのカボチャが2749ポンド(約1246キログラム)で優勝。このカボチャは、バスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンにちなんで名付けられました。

「マイケル・ジョーダン」カボチャ:進化の過程
4月10日に種を植えて以来、ギンガーさんは約$15,000(約170万円)と数え切れないほどの時間を費やしてこの巨大なカボチャを育て上げました。トラック、バイク、さらにはエルク(大鹿の一種)といった障害を乗り越え、一大冒険を経て35時間でカリフォルニアに到着。

半世紀続く伝統:ハーフムーンベイ美術とカボチャ祭り
このイベントは、1971年から続くハーフムーンベイ美術とカボチャ祭り(Half Moon Bay Art and Pumpkin Festival)の一部です。入場無料のこの祭りは、地元非営利団体による多彩な食べ物やゲームが提供され、売上は地域社会やダウンタウンの美化に使われます。

イベントハイライト
- カボチャデリシャス:カボチャのパイやパンケーキ、チーズケーキ、さらにはブリュッセル・スプラウト、アーティチョーク、ポルトガル風ソーセージなどの地元特産品が勢ぞろい。
- グレート・パンプキン・パレード:優勝した「マイケル・ジョーダン」カボチャが登場する華麗なパレード。
- 家族向けエンターテインメント:仮装コンテスト、カボチャ彫刻、ゲーム、そしてパイ食べ競争など。

次のプロジェクトに向けて、ギンガーさんは優勝賞金の$30,000(約340万円)を使う予定です。この歴史的なカボチャは、10月14日から15日にかけてハーフムーンベイのメインストリートで展示されます。
日本でも「日本一どでカボチャ大会」が香川県の小豆島で毎年開催されています。2023年の優勝者のカボチャは505.7キログラムでした。日本一と世界一のカボチャ、その大きさ重さの違いにも驚きますね。