ジェノサイドと虐殺の違いについてご紹介します。
ジェノサイドとは
英語:genocide
日本語訳:集団殺害、集団殺戮
語源:ギリシャ語の種族(genos)とラテン語の殺戮(caedes)を合わせた言葉
意味:民族、人種、宗教的な集団を計画的に抹殺、絶滅させる行為
1944年ポーランドの法学者ラファエル・レムキンが作った言葉で、ナチスドイツのユダヤ人迫害に対して用いました。
集団殺人でも、民族や人種の抹殺を目的としていない場合はジェノサイドとはいいません。
虐殺とは
読み方:虐殺
意味:むごい殺し方、残酷な方法で殺すこと
英語では「massacre」
ジェノサイドと虐殺の違いとは
ジェノサイドとは、目的が民族や人種などの集団を抹殺すること
虐殺は集団でもそうでなくとも残酷な殺し方も用いた行為のこと