例文・使い方一覧でみる「雲を掴む」の意味

...どっちにしても私は雲を掴むような仕事に... どっちにしても私は雲を掴むような仕事にの読み方
海野十三「暗号音盤事件」

...奥さま」「でもその現地というのが雲を掴むような話で第一何処だか見当がついていないのですよ」「それは奥さま...
海野十三「三人の双生児」

...雲を掴む様な探しもののこと故... 雲を掴む様な探しもののこと故の読み方
江戸川乱歩「吸血鬼」

...でもまるで雲を掴むような話で... でもまるで雲を掴むような話での読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「情鬼」

...当時雲を掴むような気持で読んだあの日記中の出来事のいくつかが...
橘外男「令嬢エミーラの日記」

...雲を掴むようなことを言っては... 雲を掴むようなことを言ってはの読み方
近松秋江「狂乱」

...では一体何か？……その雲を掴むような疑問をくり返してるうちに...
豊島与志雄「野ざらし」

...船には天候というものがあるそれからまた七兵衛おやじは七兵衛おやじで田山先生を見つけなければならぬ義務がある七兵衛おやじはどうかして田山先生を見つけ出して一緒に石巻へ連れて行ってあげたいと思いますだけれども田山先生のあとを追うのは白雲を掴むようなものですから首尾よく見つけ出したらお慰み……ヒューここまで歌い来（きた）った茂太郎が... 船には天候というものがあるそれからまた七兵衛おやじは七兵衛おやじで田山先生を見つけなければならぬ義務がある七兵衛おやじはどうかして田山先生を見つけ出して一緒に石巻へ連れて行ってあげたいと思いますだけれども田山先生のあとを追うのは白雲を掴むようなものですから首尾よく見つけ出したらお慰み……ヒューここまで歌い来った茂太郎がの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...雲を掴むやうな尋ね人で... 雲を掴むやうな尋ね人での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...私にはまるで雲を掴むやうな気持であつた... 私にはまるで雲を掴むやうな気持であつたの読み方
原民喜「小さな村」

...雲を掴むよう... 雲を掴むようの読み方
久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...その結果は何れも雲を掴むような報告ばかりで... その結果は何れも雲を掴むような報告ばかりでの読み方
久生十蘭「魔都」

...これだけでは雲を掴むようで... これだけでは雲を掴むようでの読み方
久生十蘭「魔都」

...まるで雲を掴むような話... まるで雲を掴むような話の読み方
久生十蘭「魔都」

...これまではまるで雲を掴むようだったが... これまではまるで雲を掴むようだったがの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...探し出すにしても雲を掴むような苦心をしなければならぬ... 探し出すにしても雲を掴むような苦心をしなければならぬの読み方
夢野久作「暗黒公使」

...雲を掴むように漠然としているように... 雲を掴むように漠然としているようにの読み方
夢野久作「ナンセンス」

...雲を掴むような疑心を抱いて... 雲を掴むような疑心を抱いての読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

「雲を掴む」の書き方・書き順

いろんなフォントで「雲を掴む」